なぜ性器に指を入れてはいけないのか
女が欲しくなり、二日連続で風俗へ。
今年はこれで海外も合わせると4回目、僕の最高記録だ。
それくらい、いま女性の肌を心と体が求めている。
60分コースのヘルスで¥15,000.-くらい、決して安くはないが顔が中の中程度はあるので、特定の店のそのサービスを二日連続で利用している。
挿入行為と嬢の性器への指差し入れが禁止で、よほどの変態行為でなければ基本的にそれ以外は大体いける。
とはいえ僕は淡白な方だから、なめ合いをしたりだとか、けつの穴をなめてもらうコースとかそういうのは望まない。
二日連続で利用したその店は、これまでにないくらい清潔さを重視するところで、入店してすぐにトイレでうがいと歯磨きをやらせるし、嬢と部屋へ入った時も、すぐに風呂に入りうがいと薬品のようなもので口をゆすがされたりと3回くらいさせられた。
単純に不潔な男性への対策もあるだろうが、性病対策も兼ねているのかもしれない、無論そういう清潔感が好きだから連続して利用しているのだが。
ちなみに、好かれる客と嫌われる客のタイプがあるようで。
好かれるお客様
・清潔な人
・優しい人
・ガツガツしない人
・ルールを守れる人
・怒らない人
・しつこくない人
・器の大きい人
嫌われるお客様
・不潔な人
・お風呂に入らない人
・シャワーを浴びない人
・着替えない人
・乱暴な人
・歯を磨かない人
・爪を切らない人
・泥酔してる人
銀座ママの、 "モテる男の〇〇の条件" みたいなものだろう。
二日目の事が終わり、時間も大分余っていて二回戦の体力が無かったので嬢と会話を愉しんでいたのだが、前からふと気になっていた質問をぶつけてみた。
「なぜ、女性の性器に指を差し入れてはいけないのか?」
というものだが、挿入行為はご法度だから分かるとしても、性器を舐めるのは良くて、指の差し入れがNGな理由が不明だったのだ。
その嬢は、
「女の子の体力的なものだと思う」
と答えたが、合点がいった。
日にいくつも男を取らされる彼女たちは、疲れている暇なんかない、何度も何度も性的サービスを提供しなければならない。
指を入れるという行為は、最初は良くても何度もされると痛くなるのだろう、そうすると男を取ることも出来なくなる。
考えてみれば当たり前のことなのだが、こんなところにも経済原理が機能していることに少なからず驚いた。
そういえば、東南アジアの風俗嬢と会った時は、その手の禁止サービスは一切なかったのだが、性器が痛そうだったことを覚えている。
日本はどんなサービスにしてもかなり細やかなところまで考えられてサービスや商品を提供するが、東南アジア含め海外は恐らくそこまで細やかな配慮が無いから、女性の性器も痛くなってしまうのだろう。(詳しくは分からないが)
また、二日目に気付いたことだが、嬢が危ない目に遭いそうになった時の緊急ブザーが壁に設置してあった。
どうやら本番行為を強引に迫る客もいるらしく、それに備えたものだという。
彼女たちも大変な思いをして金を稼いでいるようだが、その嬢が言っていたのは、
「こんな仕事に就くのは、メンヘラかセックス好き。あたしはメンヘラ」
ということらしい。
だがやはり、本物の、好き合った男女の関係以上のものは望めない。
少なくとも、この程度のお金では。
とはいえ、手っ取り早く欲望は満たせるし、余計な配慮やしがらみは不要だ。