小さな家電販売店がつぶれないワケ
先日、電球が切れたため電球を買いに行くことにした。
ところがゴールデンウイーク中なので、道が混んでいることもあり安い全国規模の家電量販店まで行くには時間がかかりすぎる。
お店に到着したとしても、あのような場所は恐ろしいくらいに混んでいるので、往復してくるだけでも時間と体力を奪われる。
そこで、今までは来店動機が一切なかった、町の家電販売店へ行くことに。
今回は「パナソニック」の看板を掲げている家電販売店へ駆け込んだが、店がまえはそれなりなつくりなものの店内には僕以外に客がいない。
経営者と思しき男性が、マッサージ器ソファにごろんと横たわっており、まるで商売っ気を感じなかったが直ぐに電球コーナーへと案内してくれた。
残念ながら目当ての電球はおいていなかったものの、そこから5分と離れていない別の家電販売店の場所を教えてくれ、その販売店も、経営者と思われる高齢女性の方がやはり売り物のマッサージチェアに腰かけていたところを僕が駆け込んでいき、見事、目的の電球にたどり着けた。
どの家電販売店も売り物のマッサージチェアでくつろいでいたのが笑えるが、ただ、昔はこういう販売店しか人々の家電に対する需要を埋めきれなかったはず。
安い家電量販店の台頭ですっかりと印象が薄れてしまったものの、やはり突然の事情にフットワーク良く応えてくれるのはこういった、昔ながらの家電販売店であることは間違いない。
未だに存在しているにはそれなりの理由があるというモノ。
中でも有名な販売店として、でんかのヤマグチという店がある。
決して規模は大きくなく、また、安さが売りの大型家電量販店のように値引きは一切しないのに、売上高は堅調に推移。
地元密着型の店舗展開をしつつ、痒い所に手が届くサービスでお得意様を数多く抱える。
興味があって経営者である山口氏の著書を読んだが、きめ細かなサービスの経営スタイルには脱帽。
海外の大型家電量販店を展開する大規模な会社経営者も見学に来たり、山口氏を講師として海外に招いたりもするそうだ。
日本は高齢化社会にいやおうなしに突入するので、日本型の人口形成ピラミッドに沿った経営スタイルを各分野では取入れ、かつ進化させることが今般の重要テーマの一つとなっている。
その一つの事例が、まさにでんかのヤマグチ。
何も大規模かつ安価な家電量販店ばかりではない。
大きすぎると、かえって小回りが利かないので顧客が求めているサービスも提供できないはず。
そこに食い入るスキは幾らでもあるというもの。
電球一つを買っただけだが、小さな家電販売店が今も存続している理由をまざまざと見せつけられた。
アンガーマネジメントなんてできません
一時期流行ったアンガーマネジメント
いまも流行っているのか?
分からないが、最近はなんだか日本中がイライラしているので、その重要性は恐らく増すばかりだろう。
この上記の記事によると、6秒間、何とかやり過ごせば人間はどうにかなるものらしい。
サッカー元日本代表の前園氏も、ご自身の経験を紐解きつつ、アンガーマネジメントで重要なことは、「最初の10秒間をやり過ごす」と話した。
ストレスフルな職場環境に身を置く僕としても、是非、このマネジメント手法を取り入れたいところ。
実際にその手法を試みる
先日、実際にその手法を試みる場面に出くわした。
(先日というが、実際には働いている日殆ど全て強いストレスにさらされているが)
あまり細かくは書けないが、いわれのないことを第三者に指摘され、挙げ句の果てには人格的に否定をされた。
正直なところそのようなことは殆ど毎日なのだが、あまりに繰り返して同様の事が起きると、精神衛生上良くないのは勿論の事、こちらも人間だから全てを流すことは容易ではない。
いずれにしろ、捨て台詞を僕に言い残して去ったその人間は、僕に対して何の感情もなく、今頃は枕を高くして寝ているだろう。
一方の僕は、上述のアンガーマネジメントよろしく、その人間が去ったあと忍耐強く、6秒間を待ち、10秒間経過するのも待った。
僕の心境にどういった変化があったかというと、余計に怒りが増幅した。
あまりにイラつきその感情を制御することはもっての他、そのはけ口にも困る有り様。
この感情を消化するのに、大分時間がかかったのは間違いない。
翌日も思い出してまたイライラしたくらいだ。
こういうのを、"思い出し怒り"という。
一体、どういうことなのだろうか?
最初の数秒間をやり過ごしても、怒りの感情が消えず、むしろ増幅されている。
これは、怒りの感情は人間の感情の中でも最も強いものらしく、しかも人は、そういった負の感情に執着してしまう傾向にあることがその理由のようで。
いわば初期プログラムによるどうしょうもない点であり、その感情に囚われ続けている限りはイライラはおさまらない。
負の感情はなかなか解消できない
負の感情に対して、「怒りの感情を捨てる」とか、「執着する心を手放す」だとか、「打ち消す魔法の言葉を唱える」やら、「怒りの感情をノートに書き出す」とあるが、沢山の方法があるにしてもそのどれも有効打とはならない気がする。
そもそも捨てられるなら苦労しないし、魔法の言葉を吐く代わりに罵詈雑言を吐き出すのが人間だからだ。
こういったことに対する万人向けの有効な解決策は、僕には分からない。
出来ることとしては、忘れるために激しいマラソンをしたり、美味しいものを食べたりするくらいだ。
負の感情に左右されない人は存在する
それは金持ちの人たちだ。
金持ち喧嘩せずというのは本当だろう。
彼等は何しろお金と時間に余裕があるし、他人との摩擦はマイナスでしかないと心得ているから強い。
だが、中途半端な金持ちだと、逆に一番たちが悪かったりしますね。
(私の主観ですが)
それにしても、最近の日本中を取り巻くイライラ感は凄い。
サービス業に従事する人間は本人の意思や振るまいとは関係なく顧客のサンドバッグにされるし、そのなぶられた人間は、さらに弱い者を叩く。
その音が響き渡ればブルースが加速していくのは、トレイントレインの唄の中だけ。
実際にはエンドレスで叩かれていく。
"余裕" が解決策の一つかもしれない
余裕。
ヒントは余裕にあると痛感。
考えてみれば、余裕がない人間ほど常にイラつきがちだ。
金だけじゃなく、時間もそれにあたる。
そういう意味では余裕が無い人間が増えた、ということなのだろうか。
余裕を持つためには、心理学よりも実際の、現実の力で余裕を持つしか解決策はないと思う。
明日の飯に困る人間に余裕が無いのは当たり前。
その人に必要のはアンガーマネジメントではなく、米だ。
余裕を持つための条件は、恐らく人によって違う。
大事なのは世の中の尺度で考えずに、自らの心の尺度で図ることだろう。
とはいえ、余裕が無いだけではなく糞みたいな人間がいることもまた事実。
そのような人間は自分だけが糞まみれになっていればいいものを、人にも糞を投げ付けてくるので始末が悪い。
投げられる前に、逃げないと。
資格取得に関する費用のハードルはかなり下がっている
FP2級の資格を取得するべるべく日々勉強を続けているが、当初は学校に通おうか思案していた。
あるいは、通信教育か、オンライン学習など。
今回はそのどちらも選択せずに、テキストと過去問題集を購入し、独学で進める選択肢をとったのだが。
宅地建物取引士の資格を取得した際に思ったのは、ある程度の難易度の資格であれば、独学でも取得できるのではないかということ。
僕が初めて国家資格に挑戦したのは宅地建物取引士で、勉強を開始した当初は難易度はかなり高く、僕のような学が無い人間には、途方もなく難しい資格に思えたのだが、冷静になって客観的な数字で見てみると、その合格率は15%前後で推移しており"難関"かと言われると、意外とそうでもない。
難関の部類に入るのはやはり合格率が一桁水準の資格、例えば社会保険労務士などが挙げられ、一桁でも更に低いもの、"超難関"だと公認会計士や弁護士の部類に入ってくるのだろう。
とはいえ、通常の人間はそのような超難関資格に挑戦する訳ではなく、少しでも現職場での年収を上げたい、転職に有利なモノが欲しいといったところが同期の多くを占めているはずなので、無駄な費用を抑えるという意味では独学をすすめたい。
学校に通って感じたのは、やはりまず費用の高さ。
・宅地建物取引士 20万円前後(オプションによって増減)
・FP2級 通学 10万円前後 通信2万円~
ある程度勉強が進むと、通学するまでの時間が惜しかったりする。
通信でも確かにかなり安いのだが、自分で自分を律して勉学に励むことが出来るのであれば圧倒的に独学が良い。
今やそれぞれの資格の講義は無償にて、YOUTUBEで解説している物好きな人間が多くいるし、テキストと問題集を説きつつ、どうしても分からない点については無料動画講義を視聴すれば事足りる。
実際にそれで宅地建物取引士資格に合格した人もいる。
僕自身も今のFP2級の資格はテキストと過去問題集を基本とした学習で進めており、それ以外はFP協会からダウンロード可能なこれまでの過去問題とその回答を読んだりして実際の試験に備えている。
FP協会の過去問題において分からない点については、解説をしているHPが幾らでもあるので、その中で信頼性の高いものを自分で判断する目がきちんとあれば学習に支障をきたすこともない。
そうなるとかなり低価格で資格を取得できる。
しかも、これらのものは全て手元のスマホで手軽に学習できるのだ。
僕自身、一昨日病院に行った時も、待ち時間の間スマホでFP協会の過去問を解いていた。
早くからこの方法を知っていれば宅地建物取引士の資格取得費用はかなり抑えられただろうであることだけが悔やまれる。
ただ、FP2級については今回の受験で3回目。
うち2回は試験に行くのが面倒だったり、なかなか勉強を開始出来なかったりで不合格、こういったところが恐らく独学の弱点。
また加えて、今のところ資格取得の恩恵は全く受けていないのが泣き所。
衰退産業であえて勝負する
日本には各地の陶芸技術があるものの、継承していく若者が不足していることとお金の流れがうまく構築できていないために、産業そのものが衰退してく傾向にある。
そんななか青木氏は、会得した技術を自身の作品に生かすのみならず、積極的に商品開発に取り組み、これまで敷居が高いと見られがちだった陶芸を、例えば中学生でも入手できるような低価格に抑えるような仕組みを考案。
地元岐阜県の技術を取入れ、なおかつ地場産業の協力を得て商品を量産化。
そのための資金はクラウドファンディングで獲得していく、といった、まさに新旧の手法がうまく融合化したスタイル。
衰退した産業とは見られているものの、自身は「未来は明るい」とコメントし、着々とその取り組みを推進する。
衰退していく分野は多くの場合、そこにお金が流れていく仕組みがうまく構築できていないし、いわゆるマーケティングもうまくいっていない。
僕の地元にも有名ない焼き物とその作家さんが多くいるが、その存在自体が一般的なユーザーには浸透していないし、高額な品も多いが、手ごろな価格で入手できるものだって数多くある。
だが認知度が少ないこともありうまくお金になっていない。
最近、後輩と飲み屋に行った時に、"漆"の陶器の普及に力を入れている活動家の話を聞く機会があった。
漆の世界は僕は殆ど分からないが、「いま店舗に出ている漆陶器はその多くが材質も品質も悪い。一般的には漆陶器は高価だから価格を抑えて一般客に購入してもらうためには価格を下げねばならず、そのために粗悪品が出回ってしまう」そうだ。
漆陶器は確かに高額だが、例えば1万円程度のお椀を購入するとそれは殆ど「一生使える」とのこと。
一生モノと考えると、"安い"という見方も出来るし、"手入れが面倒"というイメージが漆にはつきまとうがその方に言わせると「手入れは超簡単」だそう。
商品の認知度の低さ、漆に対しての負のイメージが絡みつき、マーケティングもうまくいっていない典型的な例でやはりお金を産む流れが構築できていない。
また加えてその方が危惧されているのは、漆陶器を開発するにあたり、欠かせない重要な技術があるようで、しかしその担い手が日本ではたった一人しか居らず、その技術継承もうまく進んでいないため、これも業界全体の問題の一つになっているようだ。
「毎日商品をかついで行商人のように売り歩いている」
とその方は熱弁を繰り返していたが、これなども、上述した陶芸家の青木氏のように
新旧の手法をうまく組み合わせることにより、少なくとも今の窮地を打開する方法は見出せそうな気がする。
いずれにしろ簡単ではないものの、「衰退していく分野で勝負しても仕方がない」という発想はからは何も生まれないので、あえてそこで勝負する、という逆転の発想も大事なのかもしれない。
マラソン頻度を増やし、体調を崩しやすくなった
10年以上近く、週数回のマラソンをこなすサイクルを続けている。
当初は10キロくらいを目安に週4、5回で繰り返していたが、それがきつくなり
昨年は5キロ程度を週4回くらいという程度に頻度を落としていた。
だが負荷をかけることをしなくなると、マラソン耐性みたいなものが無くなってしまい
以前は10キロを割と軽く走れたものが、ここにきてかなりしんどくなる。
これではいかんということで、昨年末くらいから徐々に走行距離を伸ばしつつ、週サイクルも増やし、現在は週5-6回、6、7キロ走る、という流れに。
しかし今年になり、やけに体調を崩す。
熱や関節痛といった症状、風邪の諸症状に多くかかるようになり、今年はすでに数回病院にお世話になっている。
昨年まではインフルエンザはおろか、風邪もなかなか引かなかったのだが。
どういうことだろうかと調べてみると、最も有力な説がこちら。
楽しく走ってステップアップ講座 ランナーは風邪をひきやすい? ~運動と免疫力の関係
過度なマラソン、運動は体に大きな負担がかかり、最近からの抵抗力を弱めてしまって病気にかかりやすい、というもの。
加えて、ストレスやネガティブ思考などもその人の抵抗力を弱めてしまう要因の一つになるという。
僕は仕事がかなりストレスフルなので、その解消と体重コントロールもかねてマラソンをしているのだが、上記の説でいくと、僕の体には二重にも負荷がかかっているために、抵抗力はかなり弱まっているということになる。
しかし、これ以上頻度を落とすと、走る体力も落ちるし体重も増えるしであまり良いことが無い。
何事も過ぎると良くないというが、実に悩ましいところ。
仕事や睡眠や食生活、その他の習慣も絡んでくるので、一概に走り方を変えれば良いというモノでもなさそうだ。
仕事も含め何もかも見直す時期に来ているのかもしれない。
第155回:フルマラソン後の免疫力低下に要注意!二週間の“養生期間”の過ごし方・食事のとり方|走るなら食べよう!~体は必ず変わります~|JogNote連載・走る人の為の健康食事コラム
暗記力で人生変えられるんじゃないか
前回のFP2級試験でも書いたが、当該試験が暗記力を問われるためなかなか四苦八苦している。
特に、6つの係数が覚えられない。
終価係数
現在の元本を複利運用すると、最終的にいくらになるかを計算する
現価係数
複利運用しながら目標額にするためには現在いくら必要かを計算する
減債基金係数
目標額に達するために必要な毎年の積み立て金額(積み立てる基金)を計算する
年金終価係数
毎年の積立金を複利運用していくと、最終的にいくらになるかを計算する
年金現価係数
目標額の年金を受け取るためには現在いくら必要かを計算する
資本回収係数
現在の元本を複利運用しながら取り崩す場合の毎年の受取金額(資本の回収額)を計算する
利息を含めた毎年の元利均等返済額を計算する場合にも用いる
おえっとする内容。
どうしても覚えられないので、覚え方のアドバイスをするサイトをいくつか見て、何とか無理やり以下のような方法で体得。
1. 6つの係数で「げん」と読むものは現在の価格を求めるためのもの、「終」とつくものは将来の価格をもとめるためのもの
2. 3つのカテゴリーに分ける
①終価係数と現価係数
②減債基金係数と年金終価係数
③年金現価係数と資本回収係数
3. 問題文によって係数をあてはめていく
・問題文の中に「積み立て」とあったら、②の係数で、現在の価格を求めるのか将来の価格を求めるのかで判断。
・問題文の中に「取り崩し」や「受け取り」とあったら、③の係数を使用
・それ以外は①
このように無理に覚えたが、当然間違えることもあり、ざるのような方法。
僕は資格なんか欲しくないし30を超えても一つも資格を持っていなかったが、日本ではまだまだ資格を持っている人が対外的にも内部的にも評価されるものだから仕方がない、他に指標がないのだから。
とにかく暗記力というのは割と重要であると実感。
学が無くても暗記力があればなんとかなるのではないかと思う。
例えば東証一部上場の福井コンピュータ創業者である、小林眞氏は、その著書の中で学こそないが暗記力に長けていたことを記している。
福井コンピュータ ワンマンだからできた「全員経営」
中卒で裸一貫から東証一部上場会社を作った男の軌跡!
10歳で魚の行商をはじめ、中学を卒業後自動車修理工場へ就職。
しかし人生の「大義」の意味を探し求めて旋盤工、タクシー運転手など転職を13
回・・・。
組合活動に挫折し、機械設計に命を賭け、手作りコンピュータで全国行脚。
そして、建築、測量・土木CADソフトウェア開発に成功!業界で大きなシェアを誇る「図作」「アーキトレンド」を生み出した企業を築き上げ、株式上場を果たし、更に今、世界初のモーターを使ったフィットネス・マシンを開発し新市場を拓く!
小説よりもドラマティックな人生を歩み、命を賭けた大義を探し続けた男の全記録がここにある!
-小林眞氏著-
それから、ネット上では批判もあるようだが、僕は彼の↓↓↓記憶術を購入して試したことがある(アフィリエイトではありませんが、興味がある方だけみてください)
ちなみに僕は記憶術の効果は得られなかったが、宮口氏は自身一人で経営していたソフトウェア開発会社を超える収入をこの記憶術を販売することによって得ることに成功している。(本も出している)
話は脱線したが、暗記力があれば人生なんとかなるのではないか。
FP2級の暗記に苦戦している
3年ほど前に宅地建物取引士の資格を取得してからというもの、そこにエネルギーを使いすぎて勉強するのが嫌になり、それからは何もしていなかったのだが、受験に詳しい人間からすると宅地建物取引士資格を取得したあとにFPを受験すると合格しやすいらしい。
それはもちろん、重なる項目が多いからだ。
とはいえ、勉強好きならば僕は今頃官僚か弁護士か会計士かその他の専門職な訳で。
そんな中、今や金融系の資格において特に才能も専門知識も要さない者を評価するには格好の指標となるFP2級。
年3回受験出来て、毎年多くの学生と社会人とその他の層が試験に挑むが。
僕もご多分に漏れず、今年は3回目のFP2級資格に挑戦。
1回目は、テキストも問題集も購入したものの全く勉強せず、試験前日に夜更かしし過ぎて当日は試験すら参加せず。
2回目は、上記のテキストを数ページ開いただけで挫折し、そのままばっくれようとしたが何とか試験だけは参加したがもちろん不合格。
そして3回目だ。(FP3級は合格が容易なのでここでは書かない)
このFP2級、あまりに暗記箇所が多くて骨が折れる。
特に社会人となって勉強するという事は、これまで殆ど勉強してこなかった人間にはかなり酷だ。
そもそも勉強のやり方が分からない。
一念発起し宅建の勉強を始めた時は、自分の自堕落な性格を僕は見抜いていたので学校に通うことにした。
それにあたって決めたのは、
一日も休むことなく通学すること
その日に習った項目は必ず復習
先制からの宿題は確実に提出
交付された問題集は、無理やりでも5回解く
これを全部守り合格した。
独自の勉強方法があったかといえば、特にそんなことも無く、ただひたすら過去問を反復しただけだ。
FP2級に関しては通学せずに独学で取ると決めているので、今回は僕も新しい方法で勉強を試みている。
それがこちら。
山口真由さん
2002年、東京大学入学。司法試験、国家公務員第I種試験に合格。
この方の顔が好きなので、同じ勉強法を取り入れているだけなのだが。
だがテキストを7回読むって、なかなか出来ない。
5回は無理矢理に読んだが、正直頭に入っているかというと疑問。
結果はこれから出るのかもしれないが、勉強法というのはつまるところ量をひたすらこなしてこなして、気がつけば自分だけの独自の方法が確立されていくものだと痛感する。
勉強歴が浅い僕としてはまだまだそれが確立されておらず、荒削りの力技で暗記物をこなしている、苦しい勉強法だ。
とはいえ、一つだけ言えるのは、やはり、反復だ。
反復に勝る勉強法無し。
多少非効率なやり方でも、ひたすら反復していけば嫌でも覚える。
更に僕は同じことを何度も考えてしまう、思考が頭から離れないような強迫観念的な面があるので、それを逆手にとって同じ問題をずっと考えると、その記憶が強化されて覚える、というロジックを取っている。
あまりいい方法ではなく苦しいものだが、これで受かるのなら。