FP2級の暗記に苦戦している
3年ほど前に宅地建物取引士の資格を取得してからというもの、そこにエネルギーを使いすぎて勉強するのが嫌になり、それからは何もしていなかったのだが、受験に詳しい人間からすると宅地建物取引士資格を取得したあとにFPを受験すると合格しやすいらしい。
それはもちろん、重なる項目が多いからだ。
とはいえ、勉強好きならば僕は今頃官僚か弁護士か会計士かその他の専門職な訳で。
そんな中、今や金融系の資格において特に才能も専門知識も要さない者を評価するには格好の指標となるFP2級。
年3回受験出来て、毎年多くの学生と社会人とその他の層が試験に挑むが。
僕もご多分に漏れず、今年は3回目のFP2級資格に挑戦。
1回目は、テキストも問題集も購入したものの全く勉強せず、試験前日に夜更かしし過ぎて当日は試験すら参加せず。
2回目は、上記のテキストを数ページ開いただけで挫折し、そのままばっくれようとしたが何とか試験だけは参加したがもちろん不合格。
そして3回目だ。(FP3級は合格が容易なのでここでは書かない)
このFP2級、あまりに暗記箇所が多くて骨が折れる。
特に社会人となって勉強するという事は、これまで殆ど勉強してこなかった人間にはかなり酷だ。
そもそも勉強のやり方が分からない。
一念発起し宅建の勉強を始めた時は、自分の自堕落な性格を僕は見抜いていたので学校に通うことにした。
それにあたって決めたのは、
一日も休むことなく通学すること
その日に習った項目は必ず復習
先制からの宿題は確実に提出
交付された問題集は、無理やりでも5回解く
これを全部守り合格した。
独自の勉強方法があったかといえば、特にそんなことも無く、ただひたすら過去問を反復しただけだ。
FP2級に関しては通学せずに独学で取ると決めているので、今回は僕も新しい方法で勉強を試みている。
それがこちら。
山口真由さん
2002年、東京大学入学。司法試験、国家公務員第I種試験に合格。
この方の顔が好きなので、同じ勉強法を取り入れているだけなのだが。
だがテキストを7回読むって、なかなか出来ない。
5回は無理矢理に読んだが、正直頭に入っているかというと疑問。
結果はこれから出るのかもしれないが、勉強法というのはつまるところ量をひたすらこなしてこなして、気がつけば自分だけの独自の方法が確立されていくものだと痛感する。
勉強歴が浅い僕としてはまだまだそれが確立されておらず、荒削りの力技で暗記物をこなしている、苦しい勉強法だ。
とはいえ、一つだけ言えるのは、やはり、反復だ。
反復に勝る勉強法無し。
多少非効率なやり方でも、ひたすら反復していけば嫌でも覚える。
更に僕は同じことを何度も考えてしまう、思考が頭から離れないような強迫観念的な面があるので、それを逆手にとって同じ問題をずっと考えると、その記憶が強化されて覚える、というロジックを取っている。
あまりいい方法ではなく苦しいものだが、これで受かるのなら。