資格取得に関する費用のハードルはかなり下がっている

FP2級の資格を取得するべるべく日々勉強を続けているが、当初は学校に通おうか思案していた。
あるいは、通信教育か、オンライン学習など。

 

今回はそのどちらも選択せずに、テキストと過去問題集を購入し、独学で進める選択肢をとったのだが。

 

宅地建物取引士の資格を取得した際に思ったのは、ある程度の難易度の資格であれば、独学でも取得できるのではないかということ。

 

僕が初めて国家資格に挑戦したのは宅地建物取引士で、勉強を開始した当初は難易度はかなり高く、僕のような学が無い人間には、途方もなく難しい資格に思えたのだが、冷静になって客観的な数字で見てみると、その合格率は15%前後で推移しており"難関"かと言われると、意外とそうでもない。

 

難関の部類に入るのはやはり合格率が一桁水準の資格、例えば社会保険労務士などが挙げられ、一桁でも更に低いもの、"超難関"だと公認会計士や弁護士の部類に入ってくるのだろう。

 

とはいえ、通常の人間はそのような超難関資格に挑戦する訳ではなく、少しでも現職場での年収を上げたい、転職に有利なモノが欲しいといったところが同期の多くを占めているはずなので、無駄な費用を抑えるという意味では独学をすすめたい。

学校に通って感じたのは、やはりまず費用の高さ。

 

・宅地建物取引士 20万円前後(オプションによって増減)

・FP2級 通学 10万円前後 通信2万円~

 

ある程度勉強が進むと、通学するまでの時間が惜しかったりする。

 

通信でも確かにかなり安いのだが、自分で自分を律して勉学に励むことが出来るのであれば圧倒的に独学が良い。
今やそれぞれの資格の講義は無償にて、YOUTUBEで解説している物好きな人間が多くいるし、テキストと問題集を説きつつ、どうしても分からない点については無料動画講義を視聴すれば事足りる。

実際にそれで宅地建物取引士資格に合格した人もいる。

 

僕自身も今のFP2級の資格はテキストと過去問題集を基本とした学習で進めており、それ以外はFP協会からダウンロード可能なこれまでの過去問題とその回答を読んだりして実際の試験に備えている。


FP協会の過去問題において分からない点については、解説をしているHPが幾らでもあるので、その中で信頼性の高いものを自分で判断する目がきちんとあれば学習に支障をきたすこともない。

 

そうなるとかなり低価格で資格を取得できる。

 

しかも、これらのものは全て手元のスマホで手軽に学習できるのだ。

僕自身、一昨日病院に行った時も、待ち時間の間スマホでFP協会の過去問を解いていた。

早くからこの方法を知っていれば宅地建物取引士の資格取得費用はかなり抑えられただろうであることだけが悔やまれる。

 

ただ、FP2級については今回の受験で3回目。

うち2回は試験に行くのが面倒だったり、なかなか勉強を開始出来なかったりで不合格、こういったところが恐らく独学の弱点。

 

また加えて、今のところ資格取得の恩恵は全く受けていないのが泣き所。