高橋がなり氏、「世の中はいい加減」について

やっぱりテレビの威力ってすごいね。
僕が『マネーの虎』でいい人のフリをしていたら、SODの評価がガラリと変わっちゃったんだから。
去年の新卒社員に聞いたんだけど「AV会社なんて早く辞めなさい」と言っていたお母さんが、いまでは「いい社長さんね!頑張ってついていくのよ」って応援してくれるようになっちゃったそうなんだよ。
いい機会なんでうちの社員たちに「世の中の評価なんてこのくらいいい加減なものなんだから自分の眼で判断する習慣を付けろ」って言っています。

 

自分の眼で判断する習慣を付けよう -高橋がなり

 

 

日本電産創業者の永守重信社長の寄付報道が大きな反響を呼んでいる。

 

 

www.asahi.com

 

ネットでは、「かっこいい」とか「素敵」といった、永守氏に対して比較的好印象なメッセージが飛び交う。

だが、永守重信氏は、ほんの10年近く前に↓↓↓の件で波紋を読んだ人物である。

 

www.j-cast.com

 

永守氏は発言を否定したが。

だが当時の世の中の批判はなかなかのもので、ちょうどこのころあたりからブラック企業への風当たりも強くなり日本電産も一部からブラック企業呼ばわりされ、永守社長が否定する、といったこともあった。

 

その風当たりが一変し、今や永守氏は時の人。
大学に100億円を寄付するほどの大盤振る舞いは、世間から拍手喝さいを浴びている。


高橋がなり氏が言ったように、世の中というのは本当にいい加減なもので、人に対する評価なんてものは簡単に変わってしまう、ということの代表例だ。

 

当の本人はどう思っているのだろう、案外面白おかしく世間を見渡しているのではないだろうか。

 

いずれにしろ、"他人のいい加減な目"を気にして、自分の行動に自分自身でブレーキをかけるのは馬鹿らしい、という点について気付かされる事象だ。

タカタ株、また一時取引停止

毎日タカタの株はチェックしているが、本日は取引開始時点から一時売買停止。

 

jp.reuters.com

 

今年に入ってから、タカタ株が一時取引停止になったのはこれで2度目。
報道ならびに各車会社の意向等をみていると、法的整理がかなり濃厚のような雰囲気が漂いつつも、創業一族である三代目経営者高田重久氏が難色を示す一方、柔軟な姿勢を見せ始めたと感じていたが。


日本中が北朝鮮問題で揺れる裏では、タカタについて本日も様々な報道が飛び交った。

そもそも一時取引停止となった発端は、新旧分離型の法的整理案を検討しているという新しいスキームが発端となっている。

 

www.nikkei.com

 

中国系のスポンサーが新会社を設立し、タカタから事業を買い取り、旧会社にリコールに関連する債務を残す、というのがその方針だが、車メーカーという表現ではなく、大口差権者のホンダとトヨタの社名まで出して報じられた。

度々の「法的整理」報道にまた売りが殺到。

 

www.bloomberg.co.jp

 

肝心のタカタはお決まりの「決定した事実ない」と発表したものの、当然売りを抑える材料とはならずに今日は100円下げて412円で終了した。

 

www.nikkei.com

 

僕はタカタ株でキャピタルゲインを得る作戦に失敗し、20万円くらい火傷しているので手は出したくないのだが、一方で、この問題はこれまでに無かった類の混迷を極めた内容であり、買いの機会をうかがい、儲けを得られるわずかな可能性も捨てていない。


それにしても、これまでの報道を見ていると、タカタ社が先だって公表したものは多くなく、殆どが日経新聞をはじめとしたマスコミが法的整理も含めたニュースを流し、車メーカーとスポンサー企業であるキー・セーフティシステムズが主導となり、再建計画が進められているように感じられる。

同社の発表は、本日も含め後手後手に回っている感が強い。

 

当事者能力を失っているのだろうか。

刑務所が舞台の映画・ドラマのお気に入り

ネタバレはせず、簡単にストーリーだけ書いて以下に記してみる。

 

 

 

ショーシャンクの空に

 

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「私のベスト映画TOP10」的なモノには大概挙げられるくらいの名作。
高校生の時に初めて観て以来、数え切れないくらい鑑賞しているが、本当に良くできた映画だと思う。
元エリート銀行員で副頭取だったアンディ・デュフレーンが妻殺しの容疑で投獄されながらも、希望を捨てずに刑務所生活を送る中で
彼に襲いかかる過酷な試練、そして知見にあふれる彼のレッドとの友情も丁寧に描かれた良作。

 

 


アルカトラズからの脱出

 

movies.yahoo.co.jp

 

クリント・イーストウッド監督の俳優時代の映画。
ショーシャンクの空には、この映画が下地になっているのではないかと思われる。

四方を海に囲まれた、まさに陸の孤島のアルカトラズ刑務所から脱獄を試みる物語。

 

 

 

パピヨン

 

movies.yahoo.co.jp

 

これもかなり古いが、なんと、クレイマークレイマーで有名な、若き日のダスティン・ホフマンも出演している。

無実の罪で投獄された男が脱出をかけて挑む物語。

数十年前の映画とは思えない作風は、観る者を飽きさせないつくりとなっている。

 

 

 

ミッドナイト・エクスプレス

 

movies.yahoo.co.jp

 

刑務所映画は脱獄ばかりではなくて、やはりこの手の、メッセージ性の高い映画も存在する。

ウォール街で有名な、オリバーストーン氏が脚色を手掛け、上述した映画とはまた違い、一風変わった作風となっている。

 

 

 

 

 

プリズン・オン・ファイアー

 

movies.yahoo.co.jp

 

あまりに古く、マイナーすぎてネット上でも情報が少ないが、一人の投獄された男が刑務官に嫌がらせを受け、それに立ち向かっていくという、あまり聞いたことのない内容の刑務所映画。

主演は、ご存じアジアの至宝とも称された、チョウ・ユンファ

彼はマフィア映画やカンフー映画ばかりではなく、刑務所物もやっていたのです。

当時としてはあまりに過激で、暴力的な映画。

 

 

 

プリズン・ブレイク

 

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ご存じ、プリズン・ブレイク

ドラマとなるが、2000年前半の刑務所映画としてはダントツの人気を誇り、数々の賞を受賞。

無実の罪で投獄された兄を、弟が救うために彼自身も刑務所に入り、斬新かつ驚きの方法で脱獄を試みる物語。

2人の兄弟の物語のみではなく、そこに登場する、一癖も二癖もある登場人物たちが織りなす、スリリングかつサスペンスでハードな内容はやはり観る者の心をとらえて離さないものがある。

ここに挙げた刑務所作品では、最も現代的な内容ですっと入ってくる。

 

 

 

ウェントワース女子刑務所

 

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ちょっとHULUのコマーシャルが入ってしまったが、刑務所作品において、女子刑務所の内容をもとに構成されたものでも恐らくトップの人気を誇る。

「Prisoner Cell Block H」のリメイク作品らしいが、普通の主婦だった主人公ビー・スミスが、女子刑務所においてその地位をいかにして確立していくか、といった内容だが。

 

www.watchprisonercellblockh.com

 

シーズンが幾つか出ていて、当初はやはり女性だけにちょっとした露出シーンもあり、視聴率を稼ぐためなのかなーといった点も感じられたものの、ストーリーが進行するにつれそのようなシーンは皆無となり、女性ならではのドロドロ感を存分に描いている、なかなか衝撃的な内容。

シーズン3くらいまでは一気に鑑賞した、シーズン物はあまり長いと忙しい現代人はゆっくりと鑑賞できないのが難点。

 

 

 

ここまで7作品を挙げてきたが、刑務所映画・ドラマはやはり非日常的であり観る者の心をとらえて離さない何かがある。

今後も面白い刑務所作品を発掘すべく、様々な映画・ドラマに目を通したい。

 

一生に一度は行きたいラスベガス

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何も無かった砂漠に“バグジー”ことベンジャミン・シーゲルが、ネオン輝くオアシス“ラスベガス”を作った。

 

movies.yahoo.co.jp

 

近年ではマカオにすっかりお株を奪われ、世界一の座から転落したとはいえ、
それでもそのスケールの大きさと華やかさ、そしてあの非日常感は日本では味わえない。

僕は30歳になるまで海外旅行に行ったことが無くて、一度で良いからどこか外国に出たいと思っていたところ、ラスベガスへの旅行に知人から誘いを受けた。

知人は何度もラスベガスに足を運んでいるリピーターで、完璧なアテンドで僕を楽しませてくれた。

 

以下に僕が訪れた場所、楽しんだ記録を記したい。

 

 

 

カジノで一晩中ギャンブルに興じることが出来る

 

カジノは24時間開かれているので、何時であろうと、朝方だろうと深夜だろうと、好きな時間に好きなギャンブルに興じることができる。
僕と知人はブラックジャックが非常に好きで、殆どの時間をブラックジャックに費やしたが、大王製紙元社長の井川意高氏が数十億すっ飛ばして有名になった、バカラで遊ぶことだってできる。

 

www.huffingtonpost.jp


日本ではお馴染みのスロットもたくさんあり、好きな人は一日中スロットの前に座っている。

 

 

毎日開催される、ホテル毎に無料で行われるイベント

 

オーシャンズ11でも登場したホテル「ベラージオ」では、一日に数回、ホテル前で噴水が打ち上げられイベントが開催される。
ラスベガスは砂漠のど真ん中に出来ていて、他から水を大量に引っ張ってくることで成り立っている街なのだが、そのような場所で、水をふんだんに使用したイベントが、しかも無料で行われるところが何ともラスベガス。
このほかにも、ちょっとした海賊劇のような、お芝居のようなものをホテルの前で無料で公演しているのを愉しむことが出来る。

 

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お買い物スポットも充実

 

アウトレットモール含めたアパレルショップも充実していて、日本ではなかなか買えないブランド品でも割と格安で販売されている。
僕がラスベガスに渡航したのは2012年で、地震後の強烈な円高のためにドル円が80円くらいの、考えられないくらいの円高だったから、コーチのサンダルを筆頭に、アルマーニの短パンや靴を衝動買いしてしまった。
女性はもちろんの事、男性だって普段着られないものを買える訳だからこれはうれしい。(今は当時よりも30円ほど円安だから状況は異なるが)

 

 

お土産屋ももちろん充実

 

例えばM&Mズというチョコレートがあって、チョコには「M」という文字が刻印されているのが商品の特長だが、そこに自身の好きな言葉を刻印してもらい、グラム単位で購入し、友人や恋人へのお土産としてプレゼント出来るのだ。
その他にもお土産スポットは充実しており、ここで書ききれないくらいだ。

 

 

マダムタッソー、シルクドゥソレイユ

 

蝋人形館、マダムタッソーはやはり単純に観ていて面白い。
それからシルクドゥソレイユ。
初めてその演技を目にした時はそのパフォーマンスに心を奪われた。
ラスベガスという非日常間に加え、彼等の人間離れした演技は観る者を圧倒する。

 

www.cirquedusoleil.com

 

www.madametussauds.com

 

 

グランドキャニオン国立公園

 

ラスベガスから飛行機で一時間ほどでグランドキャニオンを訪れることもできる。
あのスケールの大きな大自然をそのまま残すのも、何ともアメリカ的。
柵を設けないというのは有名な話だが、年に数名は柵から落ちて命をおとす人もいるようだ。
下の方には先住民が住んでいて、運が良ければ落ちても助かるケースもあるという。

 

grandcanyon.com

 

 

 

僕はこれらの場所を、5泊の旅で満喫した。
ギュウギュウのスケジュールで常に睡眠不足だったが、非常に楽しかったし、あれは一生ものの旅行だったと言える。

料金がホテルと渡航費その他の食事など含めて約30万円。
40万円程度あれば、もっと楽しく過ごすことが出来ただろうが、これは当時の円高レート時の計算だから、今はまたちょっと事情が異なっているはず。

 

とはいえ、低い年収でそれだけのお金を作り、1週間近くの休みを取るのは今の日本では容易ではない。
僕も自身で良くできたと思う。

 

それでも、行く価値のある場所といえる。

個人的には次はマカオを訪れて、ラスベガスとの違いを比較したいと思う。

 

 

 

 

www.lasvegas.com

北朝鮮情勢がまたもや揺れているので石川製作所が値上がりした

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買いたい、買いたいという気持ちを抑えて今日は手を出さなかった。
毎日様々なニュースが報道されるが、一体何に反応して値上がりに繋がるのか全然わからない。

 

明日4月25日は、北朝鮮朝鮮人民軍北朝鮮軍)の85周年にあたる日になるため、核実験に踏み切るとという見方が強い様だ。
そこに反応し、本日は石川製作所が値上がりしたと思われるが。

 

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www.newsweekjapan.jp

 

個人的には明日、何も起こらないと思う。
いま過剰なまでにマスメディアが北朝鮮情勢を多少煽り気味に報道している感があるからだ。

 

とはいえ5月には韓国で大統領選挙が行われるので、その時点でまた石川製作所に代表される日本の防衛株が乱高下するとみる。


ただ、あまり良くない表現だが、北朝鮮情勢に揺れる世界情勢において、日本で今稼いでいるであろう人間は、コメンテーターやジャーナリストといった識者だろう。


中でも山口敬之氏。

紙面やネットニュースで度々そのコメントが掲載され、テレビで見かけない日はない。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

この人たちが何を言うかで株が動いているところもある感じがする。

自分以外の他者が幾ら稼いでいて、どのくらいの貯金があって、と気になるのが人間

テレビでも、お金にまつわる話は注目度が高い。

 

 

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世界の○○妻はセレブ婚で資産ウン億円!!(゚д゚)(。_。)

とある方法で1億円を貯めた主婦!(・∀・)

サラリーマン大家で貯金が数千万(´ー`*)

起業家で年商10億円(((uдu*)

 

などなど。

 

テレビを観ていて思うのは、高価なモノを羽振り良く買う人間や、貯金ばかりしている人間は、どうしても卑しいイメージがつきまとうが、そうではなく、大きなお金を遣うものの、その使い道が例えば仕事に必要だったから高価な道具を買ったとかだったりすると、観ている方も「ほー」と、なんだか良いイメージを抱くことが多い。

 

「お金の話は卑しい」という風潮は日本ではまだまだ多いとされるが、それは本当なのかもしれない。

 

だからその手の番組に出演するタレントは、そのあたりをうまく心得ていて、自身の印象操作を良いイメージに仕向けるべく、

 

「ある程度のお金は稼いでいますが、その使い道はちゃんとした意味のあることです

よ、おかしな浪費や守銭奴のようなお金の貯め方はしていませんよ」

 

と、意図的に清いメッセージを発信する人間もいるだろう。

 

僕などは "あんたは貧乏人だ" と言われてているような気がして、こういうテレビを観ていると少し気分が落ち込むのだが、とはいえお金の話になると人間というのはどうしても関心がいってしまう。

他人の財布が気になるのだ。

 

最近、昨年の業務成績に応じた昇給等が記された明細を手渡されたのだが、僕は一円も昇給しておらず、もちろん昇格もしていなくて、何のために様々な労力を投入したのか暗い気持ちになった。


だが僕のその明細を覗き込んだ先輩は、嬉しそうな顔を隠しきれないような、笑みをかみ殺す顔つきで


「上がらなかったんだ、しょうがないよね。俺もあまり期待してないからさ」

 

と漏らした。

ちらっと見えた先輩の給与は、僕のそれより1万円くらい月給が高くて、だが彼は僕よりも成績は芳しくなく、勿論特別な資格もないし本人もそれを自覚していただろうから、それでも僕より給与が多いことについて、先輩としての優位性が保てたからなのか、理由は定かではないが、とにかく嬉しそうだった。

 

人間の本質がほんの少し垣間見えた瞬間ではあるが、それも当たり前の話で人間は他者との比較でしか幸福を感じられない生き物だから、分かっていても何だか滑稽でおかしかった。

 
だが一方で今の時代、お金持ってるんだぞ、とあからさまに見せると三億円強盗被害に遭いかねないから、表立って金持ちアピールはしたくないはずで、とはいえ貧乏人に見られると誰も寄ってこないし、世間にも相手にされないから、ここは本当に難しい。

 

だからお金に関するテレビを観て、今日も自分の気持ちを消化する、そういう人間が多い気がする。

もちろん僕も。

はーお金。

どこに住んでどのように働くのか

www.eyasu2008.com

 

僕はいま地方に住んでいて、↑に書いてあることの幾つかを強く実感していることがある。

 

やはりまず地方だからといってそんなに家賃などは安くない。

今は不動産価格も値上がりしているので、例えば、「地方で家でも建てて、子育てしながら自分のペースで働きたい」といっても、今や地方でも中古マンション等は驚くような価格帯だし(もちろん場所による)、新築戸建てなんて高すぎて手が届かない。

 

食事も自炊はともかく、今や地方の外食レベルも相当な水準となっているので、ラーメン一杯の値段は優に1,000円近く達する。

 

そして上記のブログにあるようにインフラが整っていないから、どこかに行くためには車を手配しなければならず、購入しようものならその維持コストは更に生活を圧迫する。

 

それよりも何よりも、この、仕事の、無さ。

正確には、「生活を維持できるくらいの給与水準が得られる仕事」の無さ。

 

 

だが、地方は地方で良さもある。

例えばマイルドヤンキーに代表されるように、地元特有の結びつきの強さは、資本も地盤もない者たちの大きな助けになり、そこから生まれる事業などもあって、ちゃんと生活は成り立っていることもある。

 

それからやはり、子育て。

 

東京から僕の家の近くに移住してきた人と話したが、「東京はとても子育てなんかできない。電車の中でベビーカーに乗せた子供を乗車しようものならあの独特の監視社会の息苦しさには辟易する」といったエピーソードを聞き、地方に越してからは、子供も非常に伸び伸びと毎日を楽しんでいる、と話した。

とはいえ、彼のような人間はやはり多くない。

 

自身で会社を経営しており、時間とお金には余裕があるからだ。

 

ブラジルでオリンピックが開催されたとき、その裏で、治安の悪さから子育てを断念した夫婦が、日本の地方への移住を考えている、というニュースが流れた。

その夫婦もやはり自身の精肉店を経営しており、お金には余裕があったわけで。

勿論、それらを捨てて日本に訪れるという選択肢を考えているわけだが、人生の優先順位において、まずは子育てを一番に持ってきた結果だといえよう。

 

目的によってどこに住み、どう働くのか、その人間にとっての最善の選択は、その優先順位と人生において何を求めるのか、少なくとも今この時点で何を要求しているのか、それによって異なる。

 

何も持たない者が、ただ単に都会の生活に疲れただけで、地方に逃げてきても生活できずに結局逃げ帰るケースもあるので、安易に地方移住はおすすめできない。

 

とはいえ、人生一回しかないので、何もかも捨てて隠居生活をしてみたい、という人間には、やはり地方には、あの特有ののどかさはたまらないものがある。