多様化が進む日本社会でも
昨日は、このニュースに驚いた人も多いと思う。
批判的な見方もあるようで。
いずれにしても、これは画期的な出来事なわけで、パートナシップのニュースが流れて早二年、ついに子供まで。
僕のこれまで知り合った同性愛の人たちで、住宅ローンを組んで自宅を購入している事例は2つあって、その時も驚きと称賛を持って受け止めたことを覚えているが、
結婚、住居、子供
同性愛の人たちがおおよそ手に入れるにはハードルが高いとされていたものが、どんどん、身近なものになっていく。
アメリカの「キッズ・オールライト」という映画では、女性同士の"夫婦"に子供がいて、その家族が織りなすヒューマンドラマが話題を呼んだが、あの、映画のような光景がまさに日本で起きている、といえる。
様々な問題もあるだろうが、この人たちの笑顔を見ると、こちらも幸福感で満たされるから不思議だ。
不動産"プチバブル"は終焉か
2013年の異次元金融緩和と、安倍政権の発足で株高円安に方向づけられたが、同時にそれは不動産市場への資金の流入を意味していたようだ。
足元の日経平均も2万円台を超えたのちに低迷し、1万9千円台に乗ったものの、今はまた北朝鮮問題で揺れ、1万9千円台を割っている、そして円高だ。
お金の行先は最も利益が生まれやすいところに向きがちなので、株以外だと当然不動産投資となる。
現在これが過剰な資金流入となり"プチバブル"の様相を帯びている模様。
僕の地元のアパートでも、空き室が随分と目立つようになった。
新築のアパートは流石にすぐに満室になるが、ただ、中には1年を絶たずして空き家となるところも。
居住地である周辺の住居供給率を見てみると、既に今の時点で供給過多に陥っていて、
空き室が増える理由の一つは、その点にあることは間違いない。
とにかくここ最近の建設ラッシュには目を見張るものがある。
猫も杓子も不動産投資、不動産投資、「大家さんになりませんか」の掛け声は、今やあちこちで聞かれる。
上述の産経新聞のように、ある種の資金の締め付けが行われると、そのお金は今度はどこに向かうのか。
タンジブルエコノミー(実物経済)である、例えば石油や金なのか。
いずれにしろ、不動産市場はプロだけでなくてアマの不動産投資家が渦巻き、パイの奪い合いを繰り返しているように見える。
最後に勝つのは誰か分からないが、やはり割を食うのは素人に近い大家で、不動産業者は管理と売買をするだけだから、どう転ぼうが顧客がついている限りは儲けられる。
不動産市場にお金が入ってこなくなると、そのしわ寄せはどこにいくのか。
いま不動産投資をしても、もう遅いと個人的には思う。
中古物件なら別かもしれないが。
劣等感をなくしたい
自分が常に他者より劣っていると感じたり、加えて自尊心が低いために物事に対して挑戦することなく諦めてしまう。
劣等感は、「今よりも良くなりたい、⭕⭕に負けたくない」と、努力を重ねるようなプラスの方向付けがされれば良いことらしい。
だがそれが他者への攻撃に向かったりすると問題が起こるし、あるいは劣等感から自分を責め始めたとき、引きこもりに繋がることもある。
僕にも劣等感がある。
人生は競争ではない
人生は競争である
どちらも正しいが、他の人間が自分よりも前を歩いていると感じると、僕の場合は自己れんびんに陥ってしまう。
本来はだからこそ少しでも前進すべく行動を開始するべきだが、それすら出来なくなる。
「負け」のイメージが頭からはなれないからだ。
だが、劣等感を利用して、人生を浮上させることが出来なくなっている人間は、僕以外にも割といるはずだ。
それは、これまで何かで勝ったり認められたりしたことがなく、物事に対して上手くいかなかった結果ばかりで、上述のように負けのイメージがへばりついているからかもしれない。
劣等感からの脱却が今の課題だが、大事な点はシンプルに3つに要約できた。
劣等感に気付くこと
人に認められるような努力はしない
自分で勝てる分野を探し、勝つ体験から劣等感を克服する
それぞれの説明はしないが、劣等感に悩まされて物事を好転させられないのは一般的には男性によく見られるようだ。
詳しい統計が存在するわけではないのでさだかではないが、その理由は、
女性は行動を変えることで人生が変わる経験を、男性よりも数多くしている
からだという。
例えば恋愛でも、男性は別れた後も悔やみ続け、元恋人をまるで今でも自分の女のように位置付けるが、女性は新しい男性が出来ると上書きされてしまう。
新しい恋愛をスタートさせるのだ。
今は男性が弱くなり女性が強くなっていると言われている時代らしいので、この傾向にはより拍車がかかっているのかもしれない。
劣等感に気付くことが最初のステップとはいえ、その後の、勝つ分野を探し、そこで勝つのは、並大抵ではないのかもしれない。
それに、劣等感から奮起して努力に努力を重ねて浮上することも、少々疑問が残る。
上には上がいて限界がないからだ、それが楽しいと感じられる人間ならば良いが。
最近、若くしてまるで人生を悟ったような男性がよくメディアに露出しているが、その理由もなんとなく分かった気がする。
ああ、防衛株
ミャンマーのカフェ
ミャンマー旅行の際に、他の渡航者のブログで読んで気になっていたカフェに行った。
これがなかなか良かったので。
書いたかもしれないがもう一度。
365カフェ
残念ながら店舗の外観しか撮影しなかったのだが、おしゃれな感じで、お酒も飲めて食事もできる。
味についてもなかなかのもので、ヤンゴン常連の渡航者によると年々味は良くなっているらしい。
僕はここでハンバーガーとブレックファーストしか食べなかったが、ハンバーガーはなかなか旨かったし、料金についても日本人にはリーズナブル、落ち着いて食事が出来るところでもある。
ミャンマー滞在中に2,3回通い、店の店長みたいな男性と仲良くなった。
オーナーは別にいるらしいが、どうやら韓国あたりに別の店を持っているとのこと。(良く分からないがそう話しているように聞こえた)
ミャンマーは経済発展が続いており、まだまだ国の問題も山積みだが、日本には無いダイナミックな動きがある。
金融機関についても、例えば三井住友銀行等も進出している。
そうなると、365カフェのような業態にに限らず飲食では、日本食を提供する店も増えていて、味につにいてもまあまあのレベルだし、沖縄料理まで出している居酒屋もあった。
日本食レストランはもはや飽和状態にあるらしい、大阪王将も出店していた。
旨いとんかつを出す、現地人がやっている日本食レストランがあったが名前を忘れてしまった、残念だ。
現地料理を食べることが無かったのが今回の反省点だが、次は挑戦したい。
とはいえ、やはり現地の水道水と、生魚、生野菜には注意。
日本人のお腹は思ったよりもナイーブなのですぐに当たる。
僕も、付け合わせの生野菜サラダをうっかりくちにしてしまい、帰国数日前から帰国後もしばらく下痢が続いた。
いずれにしろ旅行は、今は東南アジアが魅力的だと思う。
タクシードライバー
飲み会の帰りにタクシーを拾って帰ったときのこと。
あまりにも疲れていたので黙っていると、タクシードライバーの方から話しかけてきた。
年のころは大体65歳くらいのおっさん。
何でも今でこそタクシーの運転手をしているが、それ以前は某有名車メーカーの
販売会社社長まで上り詰めたようで、その時の話を喜々として繰り返していた。
そこまで上り詰めて晩年はタクシードライバーなのか?
年金では暮らせないのだろうか?
そういった疑問が単純に沸き起こり、おっさんの話は殆ど耳に入らなかった。
「子供たちにお金がかかるから、働かないとイケない」
それが今も働く理由だそうだが。
タクシードライバーというのは、本当にシンプルに二つに分けられる。
稼ぐドライバーと、そうではないドライバー。
このおっさんが稼ぐ方なのかは分からないが、これまで会ってきたドライバーで
女性男性に限らず、御客さんが個人的についていて稼いでいる人は、例外なくこちらに話しかけてきた。
中には、乗車してくださったお客様一人一人に簡単なお土産をプレゼントし、そうすることでリピーターになってもらい、月40万円くらい稼ぐドライバーもいた。
一方で、空港やバス停、駅前でいつまでもチンタラ客を待つだらしないドライバーもいて、空港から乗車してすぐに降りると、舌打ちされたり態度があからさまに悪くなる者もいる。
待つ時間を流した方が稼げるのになあ、という発想は彼等には無い。
まあドライバー同士で将棋をしているくらいだから仕様がない。
タクシードライバーといえば、大企業をリストラされた中高年の受け皿の一つとして見られているところがあるが、やり方次第で稼げる、という点についてこれほど分かりやすい業界もない。
どんな業界に身を置いても、全力を尽くせばそれなりに稼ぐことは出来る、のかもしれない。
血と骨や闇の子供たちで有名な作家、ヤンソギル氏も、かつては事業に失敗しタクシードライバーをしていたころを、たまたま出版会社の編集者と出会い、それがきっかけで作家の道へと進んだ。
どんな境遇になっても、諦める必要はないのかもしれない。
年収を上げるコツなんてあるのだろうか
年収を上げる方法として、自分なりに調べてみた結果以下のようなものがある。
1. 転職を繰り返す
2. 部署異動をする
3. 小さな会社に就職し長期間勤めて役員クラスになる
4. 副業
5. 独立する
その他は今のところ思いつかない。
1. の転職を繰り返す、という点について、実践して年収を上げた人間が僕の周りに一人だけいる。
和民 → IT派遣 → ITベンチャー → サイバーエージェント
このようなキャリアを創り上げ、その知人の年収は今や600万円を越える。
一般的には日本では経験社数が多いと「ジョブホッパー」と見なされ、企業人事担当者等から敬遠されがちだが、知人が言うにはIT業界はスキルがあればかえって転職回数が有利になることもあるようだ。
違うケースとしても、大分古いブログだが、転職を繰り返して年収600万円を手に入れた方もいるようで。
転職面接:年収を上げるコツ、1 - livedoor Blog(ブログ)
典型的なジョブホッパーと見られると致命的なので、誰でも出来るわけではないかもしれない。
2. については、上記のブログにもあったが、例えば大手企業にすでに勤めている人間が今よりも好待遇を目指してもなかなかそれは難しい面があるので、年収が今よりアップする部署に異動するというもの。
営業の部署へ異動して、コミッション込みで収入を上げる等。
3. は、実際に年商40億円くらいの不動産会社面談を受けた時、対応した役員が創業時から在籍していて、その方の年収がだいたい1,000万円に届くか届かないか、くらいだった。(自身でほのめかしていた程度なので確実ではないが)
だが、会社を創業して20年くらい時間がかかっている。
4. は、今やだれもがやっているので説明は不要だろう。
5. については、リスクがあるし、何をどう起業して良いのか分からない。
とはいえ当たればこれが一番年収アップが見込める、何しろ可能性は無限大だからだ。(ゼロもあるが)
僕個人でいえば、まず3.をやったものの社長とケンカして首になり、今のところ1. が少しはうまくいっているがそれも頭打ち。
4. はヤフオクやせどりを試みたがいまいちだったし、5. には今のところあてがない。
2.の部署異動が最も可能性が高いが、それもうまくいってない。
ダン・ケネディはその著書である「大金持ちをランチに誘え!」において、
"あなたの収入を倍にする方法は、あなたの能力を3倍にすることだ"
と説いた。
"能力を高めたところでたとえ会社が昇給をしなくても、あなたは自分自身を3倍の給与で雇えば良い"
確かこのような内容で、いかにもアメリカ的な言い回しが特徴的ではある。
的を得たアドバイスではあるものの、僕に関していえば、努力が足りなかったのか、勇気が足りないのか、昨日もブログに書いたように収入はアップしなかった。
もはやどうしたらいいのか分からない。