50代からのスタート

マクドナルドを作り上げた、レイクロックの映画を観てきたのだが。


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彼は50代を過ぎてマクドナルド兄弟と、その兄弟が最初に始めたサンバーナディノの最初の店と出会った。

そこから約十年でマクドナルドを上場へ導き、自身も多くの資産を築いた。

レイクロック氏は高卒だ。

他にも、一般的には隠居といわれる年齢から成功を成し遂げた例は枚挙にいとまがなく、日清の安藤百福や、ケンタッキーのカーネルサンダース等が良く引き合いに出される。



だがこういった例は、何も歴史に名を刻んだ偉人に限ったものでない。



以前にも記事に記したが、僕が過去に勤めていた会社の創業者は、50代で飲食店を始めた。

起業時には手元資金は殆んどないどころか借金も抱えるなか、親戚や知人に頭を下げて何とかかき集めて200万だかのお金で始めたようだ。

これが、10年後には年商10億になった。

他にも、世界に名だたる塩精製の会社を作り上げた社長がいて、彼も40代を過ぎ、50代が見え始める中で脱サラした。

勧められる方法ではないが、アウトサイダーの事例としては違法賭博を50代に開始して一気に数億稼ぎ、当然警察の摘発操作を受けたものの
罰金の支払い2億円を強いられてもなお、手元に数億の現金を残した事例が僕の地元でもあって、ちょっとしたニュースにもなっていた。
(やくざといった反社会的ではない、一般人だ)


とはいえ、ある程度の年齢を過ぎると自分で勝手に能力に限界を設けてしまい、まだ残されている可能性までその目を摘んでしまう。
確かに、年齢が足かせになることはあり、体力も何もかも下り坂において、明るい展望を見出だすのは容易でないだろう。


だが、そこでギブアップしてしまうか否かで、そのあとの結果が全然違うものになる。


前述の飲食店開業の社長は、その前までは月給10万ちょっとの警備員だったのだ、普通ならそこで終わってしまう。
その社長も、レイクロックの「成功はゴミ箱の中に」を、何度も何度も読み返していた。
金がない不遇の時代は、ブックオフで買った安い書物を読んで耐えしのんだという。


50代どころか、80歳で起業した方もいる。


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アメリカンドリームは海を越えて日本でも語られるが、我が国でも、すぐ身近に、ジャパニーズドリームの体現者がいることを忘れてはならない。