トムクルーズ出演の映画は安心して観ることが出来る

最近の新作も注目されているようだが。

 

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この作品は僕はまだ鑑賞していなので何とも言えないが、脚本としてはいまいちとの声があるものの
やはりそこはトムクルーズなだけあって、最後まである程度楽しめる作品に仕上がっているようだ。


俳優としては抜群の演技力と甘いマスク、独特の仕草、何より安定した役どころ等、どれをとってもトムクルーズは一級。

彼が出演する映画はどんなジャンルであっても、ある程度安心して鑑賞することが出来る。
映画というのはこちらの精神状態に応じて選択しなければならないモノが多いが、トムクルーズだと
そこまでガチガチに選択しなくても、彼のその際立ったキャラクター性だけで作品が成り立っているので楽に観られるのだ。

個人的に好きな作品10本を順不同に挙げてみたい、なお、内容については深くは触れない。


1.コラテラル

孤独な暗殺者ヴィンセント演じるトムクルーズが、一人のしがないタクシー運転手(ジェイミーフォックス)と出会い、客と運転手という立場を超えて、男同氏の哀愁、そして男のプライドを賭けての戦いを描いた映画。
トムクルーズが暗殺者という、当時としては新しい役どころに挑戦したものでもあり、またアクション映画として開始5分以内に見せ場を作る、というセオリーを打ち破った内容にもなっている。
ヴィンセント演じるトムクルーズが時折口にするセリフが耳に残る作品。

 

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2.ザ・エージェント

実在する人物を映画化したもので、当時としては珍しかったスポーツエージェントという職業について、トムクルーズ独特の役どころで描いたヒューマンドラマ。
ちょっとした仕草や電話で鼻を鳴らすシーン等はいかにもトムクルーズらしく、一つ一つのディテールが作品全体をも際立たせる名作。
キューバグッティング演じるスポーツ選手との見えない絆や微妙な人間心理も細かく描かれた感動作品。

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3.ミッションインポッシブル

いわずとしれたスパイ大作戦トムクルーズバージョンの映画。
ミッションインポッシブルシリーズのスタートは1996年だが、今観ても当時のシナリオや作品全体のクオリティには目を見張る。
走る、転がる、打つ、そして危機一髪のトムクルーズを余すところなく鑑賞することが出来る。
説明は不要。

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4.ミッションインポッシブル3
ミッションインポッシブルシリーズとしては、1か3が最も面白いと個人的に思う。
だが興業収入的には4(ゴーストプロトコル)の方が多かった。
3の舞台は当時群を抜く経済成長を続けていた中国/上海で、近代化した部分と文化的な部分が残っており、そこへ米国屈指の俳優トムクルーズが違和感なくアクション演技を繰り広げるところがまた面白い。
亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンの嫌らしい演技も光る。

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5.マイノリティ・リポート

AIをテーマにした映画。
これも10年以上前の作品だが、映像的なクオリティはある程度高い水準にあり、今観ても割と面白い。
目で本人確認等といったチェックを行う様は、これから訪れるそう遠くない未来を見事に描いているともいえる。
ここでも安定感抜群のトムの演技が光る。

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6.宇宙戦争

このような、道の生物系統の映画もトムクルーズはこなす。
当時、注目の子役だったダコタ・ファニングとの親子の演技もなかなか悪くない。
いつものようなアクションシーンは影を潜めるが、なぜだかトムの自然な演技からは目が離せず結局最後まで観てしまう、そんな作品。

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7.アウトロー

50歳を越えたトムクルーズが新たな役どころに挑戦したともいわれる映画。
元大佐で退役軍人のジャック・リーチャーことトムクルーズが、とある無差別殺人事件の裏にある真相を暴くサスペンス映画。
50を迎えても衰えを見せないトムの肉体美と、いつもの格闘シーンからはやはり目が離せない。

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8.ジャック・リーチャー

アウトローの続編であり、前作品よりも評価が高い。
特にこの作品で光ったのは、トムのいつものアクションシーンもさることながら、寡黙な、孤独な男の哀愁漂うトムクルーズ
アウトローを観なくても十分楽しめるが、トムはまた新しい役どころをつくったといえる。
あまり書くと面白さが減ってしまうのでこの辺で。

www.outlaw-movie.jp

 

 

9.トップガン

トムクルーズ出世作の一つ。
若き日のトムクルーズはとにかくカッコいいし、アメリカ海軍の戦闘機パイロットいう設定もはまり役。
子供の頃に何度も観たが、スタイリッシュなトムクルーズの原点はこの作品だと思う。

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10.レインマン

言わずと知れた名作。
障害を持つ兄演じる名優、ダスティン・ホフマンと弟役のトムクルーズが織りなすヒューマンドラマ。
兄の障害は僕は自閉症だと思っていたのだが、実際はサヴァン症候群という聞きなれない病。
天才肌の感覚を持つ兄はその分多くの欠点を持っており、時折弟役のトムクルーズともぶつかりつつも、両者の心の葛藤を描いた作品。
こういう微妙な役どころも丁寧にこなすのがトムクルーズの役者としての幅の広さを感じさせる。

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トムクルーズはいわゆる「カッコつけ」な俳優だが、なぜだか憎めず、気がつけば彼の演技ばかり目で追っている。
この年になって気付いたのだがどうやら僕は彼の熱烈なファンらしい。

 

背丈やプライベートなことが取りざたされがちなトムクルーズだが、トム一人が出るだけで映画が彼を中心に作られ莫大なお金がそこには介在する。
それだけ多くのファンを魅了するものがトムにはあり、マーケットの大きさは計り知れない。


それは、そっくりさんの仕事を作り、新たなマーケットを創出するくらいの懐の広さ。

 

www.nikkan-gendai.com

 

50代を過ぎたトムから今後も目が離せない。