固定資産税と空き家問題と土地価格

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毎日のように空き家問題をニュースで取上げ、さも大きな問題のように報道されている。

勿論、廃家となった住居が近隣住民やひいては町全体に何かしらの損害を与えるケースも中にはあるのだろうが、それは全体のどれくらいの割合なのかを考えることが大事だ。

 

先日、土地家屋調査士の方に話を聞く機会があった。

 

「空き家問題の本質は、税金をもっと取りたい、という役人の考えが根本にある」

 

そう話していたが、どいういうことかというと、土地の固定資産税は土地の上に住居が建っているとそこに人が住んでいなくてもかなりの金額で税額が軽減される。

これが更地になると土地の種類によってはその税額が数倍に上がるため、やむなくそのままにしている人もいるのだ。

 

良く考えてみればその空き家と土地をどうしようとそれは所有者の権利であり、周りがとやかく言うようなことではない、なぜ、このような報道がなされるのか、その視点が無いと大事なことを見落としてしまう。

 

 

一方では、土地価格は上昇し続けている。

 

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僕の周りでも不動産投資に精を出す人間が出てきて、そういう素人が手を出しはじめたらそれはバブルの終焉だと耳にしたことがあるので、何らかの形で土地の価格は暴落しまた新しいステージに突入するのかもしれない。