海外旅行に適したキャッシュカードとは
中国の桂林に行く計画を立てている。
海外旅行の度に毎回キャッシュをどのように確保するかで頭を悩ませるが、多くは銀行キャッシュカード使用が手段の一つに挙がる。
数多くある銀行の中で海外キャッシュカード、そして流行りのVISAデビット機能を搭載しているカードを調べてみた。
やはりソニー銀行のVISAデビット付きキャッシュカード。
利便性ではこの上ないくらいのもので、11の通貨と連動し、デビット機能も確保する。
もはや説明不要のキャッシュカードでその認知度も抜群に高く、僕もミャンマーでカードを利用した。
レートは正直なところあまり良くない。
というのも、この手のカードは、自行取り扱い通貨引き出しの際のレートを、現地ネットワーク機関設定のレートで決済がされることもあり、尚且つATM使用手数料が割と高いため最終的には少し損をしてしまう。
ちなみにミャンマーではATM使用手数料が500円くらいとられた。
SBIネット銀行のVISAデビット付キャッシュカードは、現金引き出しが出来ないのだろうか。
お買い物のために利用する、という感覚が強いようで、円や米ドル換算で口座内から引き落としがかかるという仕組み。
個人的には今回の中国渡航にはあまり向かないなーという感じ。
新生銀行は4通貨をチャージして使用できるようだ。
その中に人民元は含まれていないので、持っている円からその時点のレートで決済がされるということだろう。
絵柄入りで分かりやすい説明を謡い、ソニー銀行にも引きを取らない商品力のイメージだ。
新生銀行は元々シティバンク銀行の日本法人トップまで上り詰めた人がその基礎をつくったというのは有名な話で、
何から何までシティバンクのコピーという話を別のユーザーから何度か聞いたことがある。
裏を返せばそのままインフラを持ってきているという事だろうから海外利用時に困ることはなさそうだ。
今や海外で利用できるキャッシュカードサービスはどの銀行にも溢れていて当たり前のようだ。
僕が学生だった当時はシティバンク銀行のモノくらいしかなかったような気がする。
シティバンク銀行は三井住友グループに売却統合になってしまったが、その傘下で継続して同サービスを利用できるようだ。
他の銀行サービスもたくさんあるが多すぎてもう調べられない。
ただここまで書いてきて、他とも比較したがやはり、個人的にはソニー銀行に軍配が上がる。
元々ソニー自体がアプリケーションや金融インフラを整えるための地盤が揃っているからユーザー目線で使いやすさや分かり易さが一目瞭然なのが大きい。
とはいえ、僕は海外旅行する時は
現金
キャッシュカード
クレジットカード
3種類を確保しており、殆どが現金すなわち日本円を現地で両替して使用することが多い。
これまでの経験だとその方がまだレートが安いし、キャッシュカードはカードに問題が無くてもネットワークトラブルで使用できなかったり、日本のATMとは違って優秀ではない機械もあるので、そのまま飲み込まれて使用できなくなってしまうこともある。
また、クレジットカードは万が一の時に補償もされる仕組みが整っているし、最終的なレートもキャッシュカードより優れている。
海外でお金が無いと非常に困るので、一つの手段だけではなくて複数確保していると殆どのトラブルは未然に防ぐことが出来るのだ。