給料が上がりそうだ

ここ数年、ドロドロになって働いて、資格取得に精を出し、驕らず、さぼらず、ミスもせず。

数字で結果を出したにも拘らず、一円も給与は上がらなかった。

 

はずなのだが。

 

つい先日上司に呼ばれ、僕の役職について、今よりも一つ上のポジションになるように申請をしておいたと告げられた。

 

そうはいっても、部長や課長、といった分かりやすいものでもなく、かといって係長や主任でもなく。

単なる人事的な意味合いで一つ位が上がるだけ、それにつれて給与もいくばくか上がるらしい。

幾らか上がるか分からないし、まだ100パーセントではないようだが。


僕の他にも、僕の倍以上のキャリアの人たちも一緒に位が上がるらしく、それは単純に
長く勤めてきて全く位も給与も上がらない点に配慮したようで。

いずれにしろ大して凄いことでもなんでもないのだが、やはり、給与が上がるのは素直にうれしい。

 

背景には昨年、キャリア転換とその後の収入アップ、独立を見据えて仕事をガラッと変えるために僕は上司に退職を何度か申入れ、その度に慰留にあい、地方に勤めているということと、良い転職先も無かったのでいったん保留となったが、つなぎとめるために今回の位転換になった可能性が高い。

 

しかし冷静に考えると、この、一つ位の上がるポジションは、新卒5年以内に到達した後輩もいて、僕は確かに中途入社で様々なハンデはあったものの、後輩と同じポジションに遅れて就く、というのも心境は複雑。

 

給与がどの程度上がるのかこれから判明するのだが、驚くほど上がるわけではないことは間違いないから、やはり給与を大幅にアップさせるためには、転職を視野に入れ仕事を変える、独立する、副業を始める、こういったことはかなり具体的かつ有効な方法であると実感。

 

そういえばミュージシャンのスガシカオ氏も、30になりミュージシャンになるために退職を申し出たところ、直属の上司に給与も上げるからとかなり慰留されたそうだが、その給与アップ金額が、100円だか1000円だかそのくらいだったとトーク番組で話していた。

 

売れるまではそれは苦労したのだろうが、スガシカオ氏の選択は誤りではなかったことは、今の氏の活躍が物語っている。

 

僕はスガシカオ氏のような才能はないので比較することはできないものの、今や課長でさえアフィリエイトをしている時代。

 

常にアンテナを張って何が稼げるのか掴んでいかなければ。