アスペルガーの方の特徴

アスペルガー症候群との上手な付き合い方入門

 

といった本があって、著者自身がアスペルガーであるということを公表しており、職業は医者のようだ。

 

彼の著書によると、特徴としては以下が挙げられる。

 

・会話中にいきなり違う話を始める

・空気が読めずに自分勝手に行動する

・話すとき相手との距離が極端に近い(物理的な距離感をさす)

・細かいことばかりをやたらと気にしてしまう

・自分流のルールへのこだわりが強すぎる

・冗談を言われても真に受けてムキになる

・どんなに親しくてもアイコンタクトが出来ない

・思ったことをなんでも正直に口に出してしまう

 

他にもまだまだあるが、このくらいに。

 


まだこの本は読み終わっていないので詳細はこれからだが、「こういう人間が社会に入るので、ご理解いただいて、上手に付き合っていきましょう」ということらしい。

 

職場にもアスペルガーと思われる方が数名いるし、友人に一人いるので、その影響からか僕はこの問題に強い関心を持っていて、上記のすべてではないが、特徴としては割と多くが当てはまる。

彼等に共通しているのは、とにかく他者とよく衝突する、そして、なぜ相手を怒らせてしまったのか大抵は分かっていない。

 

友人は学生の時に格闘家と仲良くなり、なぜかその格闘家を怒らせてしまってボコボコに殴られたことと、社会人になって上司と取っ組み合いをしたこと、そしてトレーニングジムで親しくなった人間に、とある日にケンカをふっかけられたことなどを掻い摘んで話していたが。

僕はそれぞれの場面に居合わせた訳ではないから細かい話は分からない、だが、もめ事に遭遇するのはどうみても多いとは感じる。

 

アスペルガーというのは深刻化すると本当に大変なようで、うつや強迫性障害を引き起こす引き金にもなりかねないそうだ。

そうなると社会復帰は難しいと言わざるを得ない。

 

歩み寄るためこういった少数派への理解は必要だけれども、彼等自身の自助努力も必要だから、もう少し、議論の余地があるかもしれない。

 

僕の上司にも苦しんでいる人がいるが、やはり、「病院にいかれてみてはいかがですか」とは気軽になかなか言えない。

 

それくらいナイーブな話だ。