いまさら、吉野家とすき家の牛すき鍋を食べてみた

吉野家を先にしたのは偶然ではない、吉野家が好きだからだ。

 

二つを比較して何がどうというわけではないですが、ブラック企業でさんざん叩かれた

すき家が今どうなっているのかがまず気になり、そこから、二つの企業のこの時期の

代表的なメニューを食べることにしました。

 

すき家...牛すき鍋定食 並680円 ごはん大盛り710円 肉増200円

 

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まずすき家

家の近くにある店舗で、僕の知人女性がこの店で数年前に働いていて、その当時は

いわゆる「ワンオペ」が猛威を振るっていた時でした。

知人女性は結婚して子供も数名いるので、家計を助ける意味で夜勤として働いていたとのこと。

 

ここはドライブスルー店のため、イートインとドライブ客とを対応しなければならず

知人女性はその忙しさからトイレにも行けなかったため、膀胱炎になって辞めたそう。

せっかく稼いだお金もその病院代金に消えて、「何のために働いたのかわからなかった」

知人がそう話した店であります。

 

入店時刻は22時過ぎ、金曜日。

店内客はまばらで、すべて男性客。

 

店員はというと、なんと、6名いました。

全員が女性でしたが、予定通り、牛すき鍋定食を注文。

2,3分くらいで出てきました、こちら。

 

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味は普通です。

店舗によって異なるところもあるかもしれませんが、野菜が煮立っていました。

 

とにかく、働きやすい職場の改善は本当だったようです。

 

で、次の日のお昼に、吉野家

 

吉野家 牛すき鍋膳 並650円 ごはん大盛り750円 肉増300円

 

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入店したのは15時少し前。

時間帯もあるかもしれませんが、この吉野家には女性客が、それも一人客が数名いました。

大体30代前半くらいかな。

ここでももちろん、牛すき鍋を注文。

 

すき家と違い、ちょっと時間がかかって出てきました、恐らくそれでも5,6分。

 

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完全な主観ですが、吉野家の方がおいしく感じた。

野菜は煮立っていなくて、しゃきしゃきと新鮮だった。

女性客が一人で入りやすい雰囲気を作っているのも、吉野家だからか?

 

これは好みの問題で主観もあるので、同じ日の夜にもう一度、すき家にいくことに。

時刻は21時過ぎで店員は5名。

女性客はいましたが、単独ではなくて複数名で来店している。

 

また牛すき鍋定食を食べたけど、うーん。やっぱり吉野家かなあ。

 

とはいえ、すき家に代表されるように、外食産業の労働状況は大幅に改善していると実感。

すき家の社長はブラック企業として叩かれたときに涙ながらに記者に弁明もしたそうですが、

そのゼンショーが、好調のはま寿司を経営していることを知らない人は意外に多いと思う。

 

すき家は一時期、客離れがすごかったようですが、はま寿司にその流れを持ち込まなかったのは

一代でここまでの企業を育て上げたその手腕が光ったというべきなのでしょうか。

 

ちなみに、吉野家の元社長の安倍氏ゼンショーの小川社長は、元々どちらも吉野家

一度倒産する前の同僚として働いていた、というのは有名な話ですねー