どの選択肢をとっても後悔はするのは当たり前なのかもしれない

人生は選択。


ある一定の年齢を境に岐路に立たされるという見方が強いが、実際には常に目の前にいくつもの選択肢があって、自分で選び取った場合もあれば、誰かに引っ張られたり何かに後押しされて進むケースもあるだろう。

 

どんな形にせよ、例えば誰かが言った、「この道にあなたは行きなさい」という助言に従う、という選択を取ったのは自分なわけだから結果がまずかったところで人の所為には出来ない。

 

その道を選択して後悔した人もいるんじゃないか、と、思って検索してみると気になる記事を見つけた。

 

ameblo.jp

 

 

www.c20.jp

 

 

僕は知らないが、この岡田嘉子という女優さんは家庭がありながら恋に落ちた男性とソ連に亡命し、その男性は銃殺されるというまさに劇的な人生を歩んだ人だが。

その女優さんが、どの道を選んだところで結局は後悔する、と語ったとされるもの。

 

自分に置き換えて考えてみても、確かに、今の道を選択せずに別の道を歩んでいたとしても、恐らく何かしらの後悔はしただろうし、その道に対して疑問を抱いていただろうとは思う。

 

考えに考えて決めたところでそれが最良の結果になるかどうかはすぐには分からないし、案外すぐに決めてしまった方が結果が良かったりすることだって往々にしてある。

 

人は選択しなかった道を振り返って後悔する

 

という一文をどこかで見かけたが、確かにそうなのかもしれない。

 

以前の職場の先輩でも、誰もが羨む栄転人事で異動していったものの、しばらくの間は仕事が大変だったようで、「本当にこれで(この選択をして)良かったんだろうか、って考える」と、ため息交じりに話していた。

 

今がうまくいっていないと、過去を振り返り自分の選択に疑念を抱いてしまう、それが人間という生き物なのかもしれない。

自分は最良の選択をしたんだ、と、100%自分を信じ切れる人というのは稀だ。

 

そういう意味では、信じるというのは、どんな仕事をこなすよりも、かなり難しいことなのかもしれない。

とはいえ、振り返ってばかりでも一向に前進することは出来ない。

 

人は来た道ばかりを気にするが、どこへ向かうかが大事だ

 

どこかで気持ちにケリをつけて、

 

後悔してもいい

 

そう腹をくくって始めて見つかることもあるだろう。