ランサムウェアをダウンロードしてしまった
「ランサムウェア(Ransomware)」とは?
ランサムウェアとは、感染したPCをロックしたり、ファイルを暗号化したりすることによって使用不能にしたのち、元に戻すことと引き換えに「身代金」を要求する不正プログラムです。
身代金要求型不正プログラムとも呼ばれます。
昨年くらいに話題になり、企業メールにまで被害が拡大しているランサムウェア。
この手の情報に僕は疎かったこともあり、何も分からずに開封し、あっという間にPCがおかしくなってしまった。
ランサムウェアの種類は幾つかあるようだが、僕の場合は、Lockyと呼ばれるもの。
元に戻すパスワードが欲しければお金(身代金)を払うようにとの脅迫メッセージが表示されるのだが、困ったものだ。
まず、画像ファイルは全滅。
その他の資料も全てやられてしまった。
流れとしてはこうだ。
普段あまり使用しない携帯のメールアドレス宛に、英語でファイル付きのメッセージが届いた。
携帯では開封できないので、わざわざPCに取り込んで開封したところ、上記のようにLockyにやられてしまったというわけだ。
あーLocky。
なぜ疑問を持たずに開封してしまったかというと、英語を話す外国人の知人が数名いて、その誰かからの連絡だと思ったのだ。
まあ今思えば僕の知識不足なのは間違いないが。
ただ幸運なことに、本当に大事なもの、例えば金融関連の暗証番号やその他のパスワード、また個人情報に絡む類のものはPC内に保存していないので、被害はさほど大きくはなかった。
初期化することも考えたが、それよりも良い方法、「システムの復元」機能を使用することにした。
正直なところあまり有効な方法ではなく、失ってしまったファイルは恐らくもとには戻らないのだろうが、被害がこれ以上広がらないようにするのが精いっぱいだ。
このランサムウェアだが、様々な機能を停止させるほどのパワーを持っており、事態はかなり深刻だ。
警察庁まで情報公開をするくらい被害は甚大なのだろう。
あーやっちまった。