学歴がなくて職歴がメチャクチャな人間は起業がいいかもしれない

ちなみに僕は学歴がない。

職歴も20代前半の頃には5つくらいあって、雇われでいくにはかなり絶望的ではあった。

しかも、リーマンショック直後の時期もあり就職には非常に不利なタイミングだったときもある。

そんななか、たまたま今の会社に契約で拾われて、5年やって正社員になっただけで、年収は多くないし、収入アップとキャリアアップを鑑み社内の異動を検討したところで、会社の動きは鈍く芳しくない。

僕は典型的なジョブホッパーで、学歴がないのにそれをやったので、例えば今の会社から転職しようと別の会社への入社試験を受けるとその点において警戒されやすい。

「また辞めるんじゃないか」 

そんな雰囲気を面接の時に強く感じることもあり、自らが望むキャリアを他社で得ることは容易ではない。


そうこうしているうちに年齢は30を越え、40も見えてくる。


こうしてみてみると、会社に属しているとどうしても組織にしばられ、組織の意思においてキャリアが構築されがちなので、どんな小さなことでもいいから自ら起業した方がよっぽど良いのだと常々感じている。

それができない理由はただひとつ。

怖いからだ。

もちろん失敗してゼロになることもあるが、反面、その場所にとどまるよりも良い結果が生まれる可能性だってある。

少なくともこれまでは同じ場所に留まらなかったから、今の結果があるわけで。

これまで僕が勤めていた会社の経営者は高卒が多かったし、それでも月百万から二百万は取っていた。

とはいえ、勤めが長くなってしまうと、これまでのようにリスクを取る気概が無くなってしまう。

今の僕がまさにそれだ。

会社を辞めて後悔したこと、という記事を見かけたときに、そこの最後には

「もっと早く(会社を)辞めていれば良かった」

と記されていて、そんな一文を読んだときには、全く向いてない仕事に、多少の安定収入でしがみついている自分に焦れてくる。


どうしてこうなってしまったんだろう。