目から鱗のジムトレーニング

ジムトレーニングのトレーナー付無料券をもらったので、体験の意味もかねて行ってみた。

 

とはいえ、僕のこれまでのジムに対してのイメージはあまりいいものでは無い。

 

金払って好き勝手飲み食いした挙句に太った肉体を、また金を払って落としに行く。
これほど非効率で無駄なことは無い、と思っていたのだ。

 

だが、今や科学的な肉体改造論も当たり前となり、払うお金以上の価値を顧客に提供しないとジムも商売が成り立たないので、想像以上の内容であったことを先に書いておきたい。

 

 

仕事を終わらせ、夕暮れ時に来店してすぐトレーナーと話した際、自身の現在の体形とこれまでの体形についてヒアリングがあった。

 


僕「昔は細かったんです」

 

トレーナー「みなさんそう言いますよ~」

 

僕「もっと早くに気付けてたら良かったんですけど...」

 

トレーナー「みなさんそう言いますよ~」

 


しょっぱなからなかなか手厳しい言葉。

事実なのだから仕方がない。

 

実際のメニューは筋トレやらランニングやら、これはどこも殆ど変わらないのだが、驚いたのはそれ以外の食事も含めた考え方。

 

リバウンドという言葉がある通り、体重は急激に落ちると脂肪だけではなく筋肉も落ちるらしく、そうなると代謝能力が低下するため、太りやすい体になってしまう。

 

痩せる、よりも、筋肉をつけてメリハリのある体を目指すのが大事らしい。

 

そうなると、食事にまで話はおよび、最も大事なのはタンパク質。
筋肉の材料となる栄養源のため、赤身の肉や赤身の魚、鶏肉そしてブロッコリー、またはプロテインなども効果的だそうだ。

 

中でも目から鱗だったのは、起きている間に6時間以上、空腹の時間を作ってはいけない、というもの。

 

関取が太るために1日二食を実行しているというのは有名な話だが、6時間以上空くとどうしても食事回数が減ってしまい、結果、必要以上に体が食べ物を吸収し、そして肥えてしまう、という構造らしい。

 


朝ごはん

職場についたらプロテイン

昼ごはん

15時に軽食

夕食

 


これが理想のスタイルらしい。

 

1週間を通して毎日が不規則な時間の仕事に就いている僕には簡単ではない要求だが、そもそも、それを含め自己管理が出来ていないのだから太っているわけで。

 

そういう意味では、他者にトレーナーとしてついてもらい、きちんとした指導のもと
決められたメニューをこなしていく、というも、やはり合理的な方法ではある。


定期的に通うかどうかはまだ分からない。

だが30を過ぎていつの間にか体重も増えてきた僕としても新しい発見ではあった。