AKB48総選挙が開催された豊見城市という街

沖縄県豊見城市の、豊崎という埋め立て地の人工ビーチでAKB総選挙が開催予定だった。


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中止になり、無観客総選挙となったのだが。


この豊見城市とはそもそもどういう街なのか。

読み方はとみぐすくし、または、とみしろし、どちらも正解でどちらが正しいということはない。


豊見城市概要


人口63,178人

www.city.tomigusuku.okinawa.jp


本市は、沖縄本島南部に位置し、北は県都那覇市に隣接、東は南風原町八重瀬町、南は糸満市に隣接しています。
面積は19.60km2。
本土復帰を境に人口が急激に増加し、村として全国で1位、2位の人口規模を競い合う大きな村に発展してきました。
平成14年4月1日、地方自治法施行後初となる村から市へ市制施行を行い、「豊見城市」の産声をあげました。
市制施行以来、地先等への企業誘致、雇用拡大を行うことで新たな活力が生まれ、全国の市を対象に集計された「全都市/成長力ランキング」において、常に上位にランキングされています。



2002年に豊見城市に移行し、那覇市と隣接しているため近年はベットタウン化しており、移住者も堅調に増加している。


AKB総選挙が行われる予定だった豊崎は埋め立て地であり、ここ数年開発が進み、ショッピングモール、分譲マンション、住宅地を擁し、自動車安全運転センターといった公共的なものから、公園等も整備され、自動車ディーラーやレンタカー、ホテル、その他の法人も数多く進出している。

かつてはグローバル金融サービスを展開するシティグループも、豊崎でのビル建設を予定していたが、リーマンショックのためにそれは立ち消えとなった。

当時も今も豊見城市は企業誘致に積極的で、それ以外でも近年では大掛かりなイベントも毎年のように開催され、今回のAKB総選挙はその最たるものとなる予定だったことは否めない。


一方で沖縄は全体的に土地価格が高騰しており、それはバブルの様相を帯びてもいる。
豊見城市でもそれは健著に表れ、土地価格は坪当たり大体35万円~40万円程度で取引され、これは那覇市のとある区画と大体同程度だ。


豊見城市は立地的にも優れていて、沖縄での観光客は基本的に那覇か北部を移動拠点としていたが、近年では南部の糸満市にその行動範囲に変化が見られ、
豊見城市糸満市は、一本の道路で結ばれていて快適な移動が実現した。


【3/30】国道331号豊見城道路4車線供用開始について | 糸満市


また上述したように、豊見城市那覇市と隣接してもいるためアクセスも非常にスムーズだし、高速道路に乗り入れ、そこから北部へ一気に北上することも可能だ。

こうして考えてみると、AKB総選挙が沖縄の豊見城市で行われる予定だったこともある程度うなずけるかもしれない。


問題は、時期だけがNGだったということだ。

とはいえここ数年は6月中旬過ぎになると雨が止み、くもりや時折晴れ間も見せ、たまたまそのタイミングで訪れた沖縄への観光客は、普段は人でにぎわう行楽地へも比較的スムーズに出かけられるし
海で泳ぐことも出来る気温になっているしで、本来はなかなか良い時期ではあるはずなのだ。

実際、昨年の同じ時期に僕の勤める会社も沖縄入りし、そこでビーチパーティを開催して、晴れ間の中大成功をおさめた。

だが、今年に関してはタイミングが悪く、記録的な大雨でほとんどのイベントが中止になりAKB総選挙も中止を余儀なくされた。

非常に残念だが、先日沖縄は全国に先駆けて梅雨明けしたので、豊見城のビーチも観光客で賑わっている。


移住に興味がある人は検討してもいいかもしれない、子育てにも非常に良い環境が整っている。


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