日経平均株価が2万円台に上げても、給料はなかなか上がらない
NYダウ平均の上昇を受け、その翌日の日経平均も大幅上昇し、ついに2万円台を突破。
とはいえ、一般庶民は相変わらず何の恩恵も受けられず、給与も一向に上がらない。
知人の不動産経営者にしても、そんな実感はないと言い切る。
一方では、その溢れんばかりのお金が不動産業界には流入していて、不動産投資も活発だし、空き家問題に絡む土地建物に関しても、解体が盛んに行われ、更地にしてデベロッパーに売却という、壊してつくることが金をまた生んでいる。
なので解体業者はかなり潤っている。
解体業者を個人で営む者がそのありあまるお金で不動産を購入したり、夜のお店を経営してみたりと、お金は、あるところにはあってきちんと流れているのだ。
つまるところ、自分でお金が流れてくる仕組みを作らないと恩恵は受けられないということ。
反対に、あまり好景気を感じられない地域もあるようだ。
以前に岡山県の布団会社社長と海外で飯を食った時に、「世の中はアベノミクスで沸いているが、そんなにうまく景気が良くなっている訳じゃない、明らかにバブルだ」とも話していた。
中小企業は引き続き苦戦しているのだろう、もちろん、全てではないが。
目の前にある出来事がバブルなのか、景気回復なのか、残念ながら後になって分かることで、それは高世代の人間が判断する。
それよりもちょっとしたそういう時代の波に乗ることが出来るかが重要。
それにしても、日経平均もスゴいがダウ平均も上昇がスゴい。
みずほ総研のトンでも予想に近づく値動き。
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/today/rt161214.pdf
引き続き目が離せない。