シャープのこれから
昨年の上場廃止危機から一転。
見事に業績を右肩上がりに仕上げてきた、時価総額も京セラ並み。
そのシャープの株価が、ここに来てかなり下落した。
理由を探したものの特に悪い材利は見当たらず、以下の記事を発見。
だが個人的には、シャープの行く末は明るいと思う。
親会社であるホンハイのカクタイメイ氏の手腕もさることながら、氏の中国政府と米国政府との間を絶妙なバランス感覚で渡り歩くその政治感覚、何より足元の業績も好調なことだ。
WH問題における、大幅赤字で揺れる東芝の半導体部門買収にも名乗りをあげ、咋月に行われた入札でも2兆円を超えるキャッシュを提示した模様。
東芝との関連はさておき、潤沢なキャッシュと、カクタイメイ氏のトップダウン型経営がうまくいっているうちは、シャープの業績にも期待出来る。
シャープ社員に、金一封3000円のニュースも話題を読んだが、これもキャッシュに余裕があることの現れだろう。