動き始めたタカタ株
車メーカー各社が法的整理の債権者申し立てを検討と報道されて株価急落
かと思いきや、タカタ側にも "柔軟姿勢" が見られるとされて。
みずほ証券の土屋剛俊アナリストは、株価は法的整理を連想して下落しているのではないかとした上で、債券市場ではタカタの姿勢の変化の背景に「私的整理に向けた条件の緩和があるととらえられており、債券価格は倒産を意識した値付けとなっていない」と話した。
それを受けて、下がった株がまた上昇。
そして今日また新たなニュースが。
記事をそのまま読んでいると、
強靭な姿勢を取り続けるタカタ
↓
自動車メーカー各社債権者申し立てで重圧をかける(そうする気が無くても)
↓
慌てたタカタ創業一族、一転して対話に応じる、要求に多少は応じる姿勢
と見て取れるが、素直に受け取って良いのか分からない。
今日のニュースでも上述のように「私的整理の再建案提示」と、株価上昇要因としてのニュースが流れるも、
上昇の仕方にも迷いがあるような動きがうかがえる。
僕は700円ちょっとで800株買い、あまりの乱高下にビビッて夜のPTSで売っパラった。
シャープの時もそうだが、支援がきっちりと決定してからその株を買っても、十分儲けは出ると思う。
とはいえシャープとはまた事情が異なり、タカタはその利害関係者があまりに多いことや、
自動車メーカーの意向と中国資本とタカタ創業者一族の思惑が絡みつき、買うにしてもタイミングがはかりづらい。
更にはタカタと取引を希望する各会社への影響もあり、なかなか支援が進展しなかった。
買うかどうか迷う。