障子の貼り替え

多少季節ハズレではあるが、自宅の障子がボロボロなのでたった一日の休みを使い、貼り替えを行うことにした。
どのぐらい時間がかかるかわからないので、朝九時から動き始める。

まずは、障子の寸借を図る。


障子大 縦170 横57
枚数5

小 縦118 横78
枚数3


その足でホームセンターへ。
時期外れなのか、障子紙コーナーは奥に押しやられていた。

なんとか見つけ出し、障子紙サイズ縦3.6 横94メートルを四本購入。

貼り替え用のりとカッターを合わせて購入し、料金約4000円。



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準備するもの
・障子紙
・のり
・カッター
・バケツ
・タオル(スポンジ)


1. 古い障子紙をはがす
タオル(スポンジ)に水を含ませ、古い障子紙を軽く拭いていく。

2. 5分ほどおく。

3. 障子紙がしめってはがしやすくなっているので、剥がしていく。


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4. 障子を乾かす、30分~1時間
(水気があると、新しくのりづけしにくい)


5. 障子に新しい障子紙をあて、仮止めテープで固定する。

6. 障子にのりづけしていく。

7. 障子に、新しい障子紙を貼る。

8. 余った障子紙をカッターで切る。

9. 乾かす。(1時間以上)


10. 剥がれている障子紙を、のりで整え完成。


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簡単なようだが、もちろんずぶの素人なので、全てが終わったのが19時!!

時間をかけた割には多少、障子紙がずれている。

この障子紙、アイロンや両面テープといった、簡易的な方法もあるようで。

もしかすると一番時間がかかるやり方だったかもしれないが、忙しいサラリーマンには、非情に体力と時間を要する仕事だ。

その上、金もかかる。
そして人に頼むと結構高い。


今回取り組んでみて大変だったのは、やはり障子紙をのりづけしていく、6、の工程。

仮テープで障子紙を固定してはいるものの、丸く巻き癖がついているので勝手にくるくるっと回ってしまい、その勢いで
せっかくのり付けした箇所がいとも簡単にはずれてしまい、丸まってしまう。(しかものりがついたまま)

のり付けそのものにしても、丁寧にぬっていくので時間がかかり、とはいえあまり時間がかかると乾いてしまうので、とにかく大変だった。

後は、意外と侮れないのが、古い障子紙をはがす工程。

これがなかなかはがしにくいし、あまり水を含むと障子の木が痛んでしまうし、かといって水が足りないところを力任せに破っていくと、木まで取れてしまう。

なかなか神経を使う工程ばかりで、障子紙そのものについても、余ったものはどう使っていいのかわからない。

恐らく、ネットやDIY好きの方は良いアイデアで効率的かつ余分な紙の活用方法を提示しているのだろうが、今回はネット情報に頼らずにホームセンターの説明だけで実行した。


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ホームセンターの説明では、こんなに簡単なのに。