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アスペルガーと思われる上司

僕のその上司は殆ど毎日と言っていいくらい誰かと揉めている。
揉める相手の多くが自分の部下とで、上司自身の上司と揉めているところは見たことが無い。

とはいえ、上層部のやり取りは僕のような下層からは見えないので分からないだけなのかもしれないが。

 

上司は年齢も中年真っただ中で、中間管理職というその立場上、ストレス負荷も大きいであろうことは想像に難くない。
だが同じような中間管理職の立場の人間は割と他にもいて、また当初は、衝突の相手は僕だけなのかと反省もしたが、どうも、その上司と摩擦を繰り返しているのは僕だけではなく、男女問わずかなり多くの部下が存在していることが最近分かった。
そして当然のなりゆきとして、アスペルガーのことが頭をよぎった。


アスペルガー症候群を知っていますか?」Web版・日本語 東京都自閉症協会
http://www.autism.jp/knowledge/whatisas/web-j.html


とはいえアスペルガーの定義が広いため診断そのものも容易ではなく、近年ではADHDとの線引きも難しいところがあるようだ。


アスペルガーADHDの違いを知ろう
http://aspe-adhd.xyz/


上司がアスペルガーとは確かに言い切れないが、衝突をあまりに繰り返す毎日を見ていると、多少気の毒にもなる。
アスペルガーの症状だけならまだしも、更年期障害からくる苛立ちが加わってくると大変だ。
そんな日は職場に犠牲者が多数出る。

 

僕はこの上司と月に1度、業務に関しての面談を行うのだが、会話のキャッチボールがうまくいかなくて疲れてしまうことが多い。
「あなたはアスペルガー、またはADHDではないですか。病院へ行ってみては」というセリフがいつも頭をかすめる。

 

だが一番つらいのは当の本人なのかもしれない。
その上司は部下には総スカンをくらっていて、人事部にも裏で報告がなされているくらいに評判が良くない。
自分自身でもなぜ人との関係がうまくいかないのか、きっと分かっていないだろうし、どうしていいのか分からないであろう。

 

今はただでさえ日本人の多くが精神的な余裕が無いのだから、このまま突き進むと、あまり良くない結果ばかりが起きる。

 

だが一番不思議なのは、部下の一人、つまり僕の同僚にもアスペルガーと思われる人間がいることだ。

アスペルガーアスペルガーが話すと、一体どういう風になるのだろうか。

考えてみれば、そのシーンはまだお目にかかったことが無い。