2017年の日本大胆予想

トランプ氏大統領就任も間近となり、TVをはじめ各メディアも日本経済を大胆に予測する。

TVタックルでは、日経平均が４万円台を突破し、ドル円は１４０円台と予想する、エコノミストの武者陵司氏。

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それに懐疑的な三橋氏が「それなら今の時点で株価は上がるはずで、アメリカの経済構造上、円安は容認しない。１２０円が限界。日本は円安になると株価が上昇するので、４万円は考えられない」と応戦。

杉村太蔵氏が、「どの株が上がりますか」と話を振り、自分の株を買うためかとツッコミが入るも、そこはみなさん、お金の話が好きですねー、以下の業界の株が上がると武者氏は予想。

1.グローバル企業（輸出関連）

2.金融、不動産

3.観光（インバウンド）

こういうところは杉村太蔵氏は抜け目なく自分の株投資に生かすんだろうなーと思いながらも、関係者の話は三者三様で仮説としては面白かった。

とはいえ、TVタックルは国策番組じゃないかと思うぐらいに内容が日本にとって明るいものばかり。

一方、番組の中で、みずほ総研のとんでも予想レポートが話題になり、その中でトランプ氏当選が含まれていた点に言及。
意外と当たるとネット上でも話題になっているようだが。
（みずほ総研はこのレポートでブラジルのルセフ大統領の動向についても当てている）

昨年はまさかのイギリスEU離脱や、大方の予想を裏切るトランプ氏当選が現実となったことから、"誰もが予想しないことを口にする"ことが一種の流行りになっているのか、この日のTVタックルは内容がトンデモじみていた。

所詮テレビだから、頭の片隅に残すくらいにしておいた方が良いのだろう。
ただ、みずほ総研のレポートは読んでみても損はないかもしれない。