ミャンマーの両替とタクシー運転手の給料と物価
雨季の終わりにきたつもりが、まだ雨季が終わっていなくて朝からずっと雨が降っている日はだるくて外に出たくない。
ようやく晴れてきたので午後から動き出す。
日本人のおっさんと立ち話をする機会があって、日本円を両替するにはタイ大使館の近くにある
両替所が一番レートが良いと教えてくれたのでそこへ向かうことにする。
タクシーの運転手には「タイランドエンぼっしー」で通じます。
タイ大使館から歩いてすぐにある角とのところにあります。
こちら。
少しわかりにくいのでもう一つの目印。
角を曲がって一本道を進んでいくと、両替所に到着。
レートが良いからなのか、割と人が並んでいます。
ミャンマーへ来るとき、日本円数万円とusドルが200ドル程度を持ってきたが、派手に遊ばない人は
2,3万円くらいのお金があれば、1週間くらいは滞在できると思う。
よく見えないですが、チャットと円は1円=12くらい。
かなり良い方だと。空港ではやはりぼられたなー、まあ失敗して学んでいくもんだからこういうのは。
現地人が物凄い量の札束を両替している、チャットは外貨から変えると札束になりやすいのだが
それにしても段ボールに収まりきらないくらいのお金。
なんの仕事をしているのかわからないが。
そのままヤンゴンの街中を歩いたりしてぶらぶら。
雨があがって日が差し込んで暑い。
何の塔かはわからないが、シンボルのようだ。
しばらく歩くと暑さでだるくなってくる、動き出すのが遅かったためすぐ夕暮れに。
日が落ちるのが早い国です。
ショッピングセンターのようなところににたどり着いたのでは入ってみる。
わりとふつう。
日本の化粧品もあるが値段がないのでわからない。
日本でよく見かけるブランドも普通においている。
ちょっと値段が気になって立ち止まると、やる気のなさそう女性店員が電卓片手にやってくる。
なぜ電卓を持っているのかわからなかったが、
このジャケットだと、1790とあって、チャットだとすると179円くらいだから
ものすごく安い!
いやーなんでも買えると驚いているとすすっと店員が寄ってきて、
電卓をはじいて正確な金額をはじき出して僕に提示する。
「?」といった表情をすると、「表示金額はタイバーツ建てだから」と言う。
ミャンマーは自国ブランド等が少ないためにタイや中国からのものが多いと聞いていたが、なるほどー
そういうことか。
タイバーツは大体、1円=3.03くらいだったから、このジャケットだって日本円に直すと
軽く5000円は超える、まあ40パーセントオフだから半額近くにはなるけど。
なんだー。
まだまだ貧しい国だっていうけど、この価格は日本と変わらないしむしろ日本の方が安くて選択肢も多い。
現地の人が買えるのか、ということを考えてみると、タクシーの運転手は300000チャットの月収と
700000チャットの月収を得ている人がいたから、だいたい3万円と7万円として、
買えなくもないが気安くも買えないということになる。
もちろん全てのタクシー運転手に給料を聞いたわけではないからアベレージはわからないし一概には言えない。
沖縄のタクシーの運転手に月収を聞いた時も、「4、5万円くらいしか月に稼げないさー、年金みたいなもんさー」
と答える人もいたし、平均はだいたい10万円くらいだいう話もある。
そんなんで暮らせるのか?
とも思ったけど、月に40万円くらい稼ぐ運転手も沖縄にはいるみたいなので、
やはりミャンマーと沖縄を単純に比較は出来ない。
できないが、そんなに大きな差はないなーという印象。
ミャンマーという国が急激に発展していることの証左だと解釈する。
この国いいかんじ。