タイの日常が戻ったようだ

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タイ観光局のホームページがモノトーンから色鮮やかな見た目に変わっている。

 

www.thailandtravel.or.jp

 

 

思えば昨年このブログを開始して、1年間は何があっても毎日書き続けよう、そうして始めた当初、タイ国王の訃報があって、それから大分月日が流れたという事になる。

 

明日でこのブログも365日を数える。

今の時代、女性からすれば男も株価みたいなものだ

株価の上昇が止まらない、好景気とはいえないがこの上昇気流はいつまで続くのか。

久しく日本株には明るいニュースが無かったが、ここへきて2万円の水準が当たり前の光景となってきた。

昨年の、16,000円台が嘘のようだ、蜘蛛の子を散らすように売り逃げしていた人たちがまた戻ってきた。

 

先日、上司と飲んだときに独身女性が結婚相手の男性を選ぶ時の年収の話になり、その時に上司が言ったのは、「男ってのは株価みたいなもんで、上がるかどうかなんてその時点では分からないんだよな。そういう意味では金融機関に勤めている人間は分かり易いかもしれない」と話した。

 

どんな基準なのか分からないが、いつの頃からか女性は年収600万円以上の男性しか相手にしない、というような触れ込みが常識の世の中になってしまった。

 

 

diamond.jp

 

 

当然、そのくらいの年収を取る男性は世の中では少数派であり、地方へ行くと生活水準は下がる一面はあるものの、年収は300万だとか200万だとかが当たり前の世界になってくる。

 

大きく上がる男を探すのは、女性にとっては至難の業であり、医者や弁護士といった専門職かつ高収入の男性が集まる婚活パーティなどが活況なのは、簡単に言えば魚が多いところ、それも高級魚が集うところで釣りをしよう、という構図になっているだけの事。

 

そのため女性にとってもその競争は熾烈なわけであり、普通程度の容姿ではなかなか食い込むのは難しい。

 

それが主な理由か否かは正式な統計が無いので分からないが、体を売る女性が増えている傾向にあるのはいなめない。

 

agora-web.jp

 

 

売春は古くからある商売とされるが、その低年齢化には拍車がかかる。

 

blogos.com

 

 

以前にも書いたが、世の中の消費の多くは女性が動かしていて、例えば上記の例のように体を売って大金を得た女性が自分の体により一層磨きをかけたり、高価な買い物をしたり、実に元気に金を使う。
 

男性は女性がいないと生きていけない一面があると思うが、女性は、男性がいなくても生きていける。

 

金の稼ぎ方を覚えた女性は強くて自分一人で生きられるのであり、極論すれば金さえ稼げば子供だって何とかなる世の中だ。

 

女性からすれば男は確かに株価の値動きのような側面はあるものの、日本株のように多くの株価が上昇傾向にあるわけではなく、多くの男性の元気が無い、という見方が強まっているので、そうなると上がるか分からない株なんか買うよりも自分に投資した方が早い、と、そうなるのは当たり前のことなのだろう。

どの選択肢をとっても後悔はするのは当たり前なのかもしれない

人生は選択。


ある一定の年齢を境に岐路に立たされるという見方が強いが、実際には常に目の前にいくつもの選択肢があって、自分で選び取った場合もあれば、誰かに引っ張られたり何かに後押しされて進むケースもあるだろう。

 

どんな形にせよ、例えば誰かが言った、「この道にあなたは行きなさい」という助言に従う、という選択を取ったのは自分なわけだから結果がまずかったところで人の所為には出来ない。

 

その道を選択して後悔した人もいるんじゃないか、と、思って検索してみると気になる記事を見つけた。

 

ameblo.jp

 

 

www.c20.jp

 

 

僕は知らないが、この岡田嘉子という女優さんは家庭がありながら恋に落ちた男性とソ連に亡命し、その男性は銃殺されるというまさに劇的な人生を歩んだ人だが。

その女優さんが、どの道を選んだところで結局は後悔する、と語ったとされるもの。

 

自分に置き換えて考えてみても、確かに、今の道を選択せずに別の道を歩んでいたとしても、恐らく何かしらの後悔はしただろうし、その道に対して疑問を抱いていただろうとは思う。

 

考えに考えて決めたところでそれが最良の結果になるかどうかはすぐには分からないし、案外すぐに決めてしまった方が結果が良かったりすることだって往々にしてある。

 

人は選択しなかった道を振り返って後悔する

 

という一文をどこかで見かけたが、確かにそうなのかもしれない。

 

以前の職場の先輩でも、誰もが羨む栄転人事で異動していったものの、しばらくの間は仕事が大変だったようで、「本当にこれで(この選択をして)良かったんだろうか、って考える」と、ため息交じりに話していた。

 

今がうまくいっていないと、過去を振り返り自分の選択に疑念を抱いてしまう、それが人間という生き物なのかもしれない。

自分は最良の選択をしたんだ、と、100%自分を信じ切れる人というのは稀だ。

 

そういう意味では、信じるというのは、どんな仕事をこなすよりも、かなり難しいことなのかもしれない。

とはいえ、振り返ってばかりでも一向に前進することは出来ない。

 

人は来た道ばかりを気にするが、どこへ向かうかが大事だ

 

どこかで気持ちにケリをつけて、

 

後悔してもいい

 

そう腹をくくって始めて見つかることもあるだろう。

何かしらの糧が一つでもあれば人間は生きていけるようだ

ドキュメント72時間「京都 静かすぎる図書館」

 

www4.nhk.or.jp

 

「私設図書館」のホームページ

 

 

NHKの72時間で京都の私設図書館に集まる人々の模様が放送されていた。
いつものように様々な人がそれぞれの人生を生きている物語を淡々としたトーンで描いていく内容だった。

 

印象的だったのは二人の男性。

 

一人は60歳を越えていて(70過ぎていたかもしれない)、自身の父親インパール作戦ミャンマー(当時ビルマ)に滞在していたらしく、「戦争のことは殆ど聞かなかったけど、現地の美しさとか、自然の素晴らしさについては良く話していた」と語り、亡き父親の足跡をなぞるためにビルマ語を図書館で勉強しているとのこと。


現地に訪問したこともあるそうで、ビルマ語も随分と長い時間をかけて学んでいたことから、「新聞くらいは読める」と笑顔を見せた。

 

ビルマ

今の、ミャンマー を言葉から学び直し、その国の全体像を掴むことで、亡き父の面影を少しでも感じたい、という想いが伝わってきた。

 

 

もう一人は50代の男性で、日ごろは新聞配達で生計を立てているようだが、一日の空いた時間で高校の数学の勉強をしていると語る。

元々は非常勤講師として高校で数学の教鞭を取っていたものの契約が満了し、正規職員としての採用試験も年齢制限を過ぎてしまったために受験できない。

 

「(いつか戻った時のために)数学を勉強している、これがないと、人生で新聞配達だけになってしまうので、それは嫌だから」

 

と話す姿が印象的だった。

 


二人の男性の背後にあるものや、これまでどういう人生を歩んで来て今どういったライフスタイルを送っているのかその全てを把握することは出来ないが、身なりからして裕福でないことは想像がついたし、新聞配達の男性にいたっては、一日の殆どの時間を配達に取られ、それ以外の時間に数学を勉強しているという。


その時に僕が思ったのは、

 

人間は何が無くても、どんなことでも良いから "糧" が一つでもあれば、自身の人生を全うしていくことができるのだ

 

ということ。

 

ビルマ語を勉強する男性は亡き父親の面影を追い続けながらも、今はミャンマーとなった同国について学び、それがやはり彼の糧になっているようだったし、新聞配達の男性についてはいわずもがなだ。


これが人によっては家族だったり、子供だったり、お金や仕事、社会的ステータス等とそれはまさに十人十色なわけで。

 

タイで麻薬密輸をして死刑判決を受けた竹澤氏。

 

blogs.yahoo.co.jp

 

獄中生活時に肉親と死別したり別れたりし、まさに天涯孤独の身となった竹澤氏は、奇跡的な出所の機会に恵まれ、生きて日本の地に戻ることが出来た。

 

そんな竹澤氏も今は、 "東南アジアの土へ還る" べく、日本脱出の最終目標を見据え、諦めずに人生を立て直しているようだ。

 

"糧"

 

それが無いと生きていけない訳ではないものの、それが無いとずいぶん人生は味気なく、毎日が空虚で生きている意味も実感も感じることさえ難しくなる。

 

"糧"

 

たった一つでもそれがあれば、例え人生が長く険しい道のりだったとしても、人はその道を歩んでいける。

タイ国王の喪がそろそろあける

www.thailandtravel.or.jp

 

10月26日(木)が火葬日にあたり、同日はタイ国民が敬愛する前国王に最後のお別れをするための休日となります。

 

www.thailandtravel.or.jp

 

www.kingrama9.net

 

11月1日〜11月30日までの1ヶ月に渡って、故プミポン前国王陛下を偲んだ展示会が王宮前広場で開催されます。

 

 

最後のお別れを偲んでか、タイ観光局のHPもモノトーンで彩られている。

昨日26日は、殆どの機関が休みとなっており国民全体でお別れを行う流れのようだ。

29日までかけて火葬を行うらしいが、数日間、火葬し続けるのだろうか?

 

詳しくは知らないが29日の日曜に全てが終わり、翌日の10月30日から、通常のタイ王国に戻る、ということだろう。

 

これは楽しみだ。

僕は3年前にタイをはじめて訪れ、夜の飲み屋街しか出歩かなかったが観光の見所も満載であり、今や日本人もかなり多い。

とはいえ観光スポットは殆どまわれなかったので、タイ旅行の初心者と何ら変わらない。

 

神聖なる場所から、夜のダークでエロチックな世界、果てはこの世の地獄とも称される刑務所までタイはまさに魅惑に満ちた国だ。

 

刑務所といえば、僕のブログで良く記載する竹澤氏は99年?

だか何だかタイへの立ち入り禁止のようだが、今はどんな心境なのだろうか。

 

質問をしてみようと思う。

 

blogs.yahoo.co.jp

 

 

それにしても竹澤氏はしぶとい。

 

手記も書くし、テレビにも出るし、今では日本での生活もある程度建て直して自身の店を開業し、また東南アジアのどこかの国に旅を計画しているようだ。

 

刑務所中でもタイのフリーペーパーに記事を書いたり、刑務所内で雑貨を売買して金を得ていたらしく、出所直前には100万円近くは持っていたらしい。

 

まあいずれにしろ、タイ国には様々な一面があり、一般旅行客が訪れる神秘的かつ魅惑の場所もあれば、竹澤氏のようなダークサイドの世界もある訳で、それが一つの国に同居しているという点がまた面白い。

 

人々の熱気は凄いし、明らかに何らかの麻薬をやっているようなおかしな人もいるが、それはそれで人間臭さを感じてまた面白い。(麻薬をすすめているわけではない)

 

 

まだまだ経済発展の余地はあり、例えばマッサージ料金等は日本とさほど変わらないレベルにまで達している。

性風俗サービスについても、バンコクに限って言えば、もう日本と比較して驚くぐらいに安い、とは言い切れない水準にまで達している。

 

金を持っているタイ人が日本の都心の不動産を買うケースだって目にしてきた。

 

もちろんタイに限らずだが、今は東南アジアそのものが熱気に溢れ、世界で最もホットな場所なのかもしれない。

北朝鮮の影響は株式だけではないようだ

株式投資でいえば、石川製作所豊和工業などが今日も値上がりしていたが。

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北朝鮮情勢の緊迫化に伴い、在日米軍基地の周辺にも影響があるようだ。

アクセス - 航空自衛隊横田基地


具体的には、兵隊の移動にともない、日本での将校クラスの兵隊の住居あっせんなどだ。

彼等は月に物凄い額の住宅手当てが付くので、良いところに住まいを構える。

また現在は海外からの観光客の増加にともない宿泊施設は不足していて、新規で建設される例えばマンション等を投資物件として購入し、それを賃貸に出して利益を得るといったことが当たり前のように行われる。

いまに始まったことではないが、基地問題で揺れるなか、この流れはしばらく続きそうという見方も強い。

戦争が産み出す経済規模は計り知れない。


とはいえ、戦争で儲けるのは軍需産業の武器売買が主だった方法と思い込んでいたが、考えてみればその他にも、上述のように将校クラスの住居、それに伴う引っ越し費用だったり、家電、日常生活に必要な一連の身の回りのモノから他に至るまで金になることは山ほどある。

上述のように株式投資だって、その気になれば数百万円規模の利益を上げることは僕にだってできた。


個人の力で生きていくためには、起業以外でも、例えばそこまでのリスクを取れない人間はサラリーマンをしながら他に何か収入源をつくるだとか、面倒だし頭も使うし、もちろん努力も必要だがそれはやっていかないといけないのかもしれない。

3日、3月、3年の区切りで

新しいことに挑戦する時は、場合によっては生活スタイルまで激変するので大きなストレスが伴う。

本気でやれば1,2か月くらいで何とかなることもあるが、慣れるまでに大体6ヶ月くらいは要するものらしい。

 

以前の職場の先輩が、30代後半で九州から横浜に転勤になり、何から何まで激変する中で悪戦苦闘する様子が伝わってきた。
どうやら本当に大変のようだ。

 

僕自身、今月の頭まで10年近くやってきたことを捨てて、新しい仕事に挑んでおり、その内容も大きく変化したためかなり戸惑っている。

 

道を誤ったかなーと思うくらいだ。

 

とはいえ、これまでの会社も入社した当初は

 

"判断ミスをしてしまった"

 

と思ってきたが、ある程度業務を把握すると、その選択は間違いでは無かったと実感することばかりだった。

今回も恐らくそうだろう。


だが人間というのは現在が厳しいとどうしても過去を振り返るようなことをする生き物で、懐古主義的な考えにとらわれ

「あの時は良かった」

と、これまでの慣れた環境を懐かしみ、今に全力を尽くすことを怠ってしまいがちだ。

 

この、慣れた環境を捨てることの難しさが、新しい道へ一歩踏み出すことへの大きな足かせとなることも間違いない。

 

いずれにしろ、懐古主義の思考のママいくと、その選択をしなければ良かった、と、結果失敗を招くことになってしまう。


だからまずは、大それた目標は設定してもいいがしばらくは隅に置いておき、ある程度の日数の区切りで仕事に取り組むことの注力する。

 

僕が新卒で入った会社に教わったことは、3日、3月、3年。

 

今は時代のスピードが早いので、3年も勤める必要はないかもしれないが、まずは3日、そして3ヶ月とこなしていくことがかなり大事になる。

 

時間が解決することは割と多くあって、人間は慣れる生き物だというのは本当だ。

 

今はどうかしらないが、かつては、AV女優が初めて作品に出演する時は必ず泣いてしまうものだった。

 

そこには色々な理由があるのだろうし想像もつかないが、もう二度と、引き返せない一歩を踏み出してしまった、そういったありあまる心境が極度の重圧をもたらすのかもしれない。

 

昨日までやっていたことが、突然、180度近く変わってしまうという点に関して人間は思った以上に弱い。

 

それを前もって知っておくだけでも全然ちがう。


だが考えてみれば、現状に不満があって、何かしらの辛い事があって、それをより良くするために新しい道を選択したわけなので、元いた場所に、安住の地にいることを心から望んでいるのであれば、青い鳥をよそで探そうなんてしない。

 

隣の芝生は青く見えるというのは確かにそうだが、一般的には、現状に満足しないから飛び出す選択をする、またはその判断を迷うのだ。

 

つまり、行きたい場所だったはずなのだ。

 

その選択をした当初は自分の選択に自身が持てずに迷いながら進むこともあるかもしれない。

 

そんな時は無理することは無い、まずは時計の針を3日、3月と進ませること。

 

そうすれば、自分がなぜその道をあえて選択し、今そこを歩いているのか、思い出すことだろう。

 

向かう先には明るい未来が待っているはずだ。